MOM：ディ・グレゴーリオ 【7】 
スーパーセーブ連発も、3〜4度の神がかりなセービングでは足りなかった。3ゴールを奪われた上に彼の活躍が何度もあったことを考えると、守備の崩壊は明らか。ディグレがいなければ、オランダの地でもっと早く“試合終了”を迎えていただろう。

ウェア【6】
後半に地を這う弾丸シュートで同点に持ち込み一時チームを蘇らせたが、その勢いも長くは続かなかった。積極的な攻撃参加はあったものの、マッチアップしたPSVのラングにテクニックを見せつけられて、守備で大いに苦しんでいる。

ガッティ 【6.5】
デ・ヨングらとの対人戦や数回のシュートブロック、そしてクロスボールへの対応と自陣ゴール前で壁となって立ち塞がった。それでも2つの失点は無情にも彼の目の前で起きている。特に延長戦の失点は残酷だった。

R・ヴェイガ（12分までプレー）【採点なし】
加入直後から攻守においてチームに“プラスアルファ”をもたらしていたが、前半早々の負傷により交代。プラン変更を余儀なくされた指揮官とチームにとっては大きな痛手だった。

ケリー 【5.5】
左SBとして先発し、ヴェイガの負傷に伴い早々にCBへ。強さとスピードを生かした守備でPSVの攻撃の大半を抑えていたものの、1-2のシーンではボックス中央のデ・ヨングを捕まえきれなかった。