アッレグリ「何が起こるか誰もわからない」
ローマの大逆転に続けるか。「1stレグとは違った試合になる」
ユベントスは日本時間12日未明、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグ、レアル・マドリー戦を迎える。1stレグをホームで0-3と落としているチームにとって、逆転でのベスト4進出は限りなく不可能に近いミッションだ。
しかし、ビアンコネーロ指揮官マッシミリアーノ・アッレグリは、現状をひっくり返す可能性はまだあるとして、冷静に翌日の戦いに目を向けているようだ。10日、前日記者会見に出席した同監督の言葉をイタリア各メディアが伝えた。
「我々の責務は、まず3点のビハインドを無くすこと。例え前回の結果が正当じゃなかったとしても受け入れる必要がある。敵地で偉大なチームを相手に完璧な試合を行わなくてはいけないだろう。ポジティブな結果のために可能なことはすべてやる」
「試合では何が起こるか誰もわからない。トリノで試合開始から2分を過ぎたところでゴールが決まるなんて誰も予想できなかったはずだ。もしかしたら同じようなことが、ここでも起こるかもしれない」
「シーズン終盤を見据えても、それに相応しいパーフェクトな試合をする必要がある。カンピオナートの優勝とコッパ・イタリアをホームに持ち帰らなくてはならないからね」
またレアルにとっては、ホームで安心できる雰囲気(3点のリード)が、ユーベ助けになるのではないかという質問についてアッレグリ監督は、連覇中の王者が油断することはないと警戒心を強めている。
「レアルは、何も考慮せずに真剣な試合をしてくるだろう。彼らは経験が豊富であり、状況が一瞬で変化することを把握しているからね。我々の目標は素晴らしい試合をすること、そして残りのシーズンのためにも堅牢な守備を再構築していくことだ」
また指揮官は、1stレグの結果を考慮に入れ、逆転に向けてこれまでとは違ったアプローチで試合に挑むつもりだと明かす。レアルとの2ndレグでは、ユベントスの新たな一面を見ることになるかもしれない。
「20分でこの試合を逆転しようとは思っていない。一発勝負のような膠着した試合になるだろう。ゲームの中でどう変化するのかを察知する必要がある」
「1stレグの結果をまだ残念に思っているし、怒りも拭い去れない。3-0という結果は確実にユベントスに相応しくなかった。2ndレグで結果を得るために準備をしてきた。カルチョには驚くほど多くのことが起こる」
「翌日の試合は完全に違うものとなるだろう。その他の試合と同じように、また違った準備を行ってきた。十分に考慮した上でここにいるよ。明らかに1stレグとは違った試合になるだろう」
そして、ビアンコネーロの指揮官が会見を行った夜、ローマがバルセロナを相手に3-0と勝利を飾り、1stレグの1−4という結果をひっくり返す大逆転劇を演じた。
「何が起こるか誰もわからない」。これはレアル・マドリー対ユベントスも同様だと言える。決して不可能なことはない。ローマの逆転勝利は、ユベンティーニにとっても一つのメッセージとなったはずだ。
コメント
絶対に勝つという気持ちを持ってもらいたい。
今朝のローマの試合でも気迫、勇気、団結力これがあれば大逆転も可能だということを証明したじゃないか。俺たちはイタリアを代表するチームなんだから気迫、勇気、団結力を示さなければならない。そして亡くなったアストーリのためにも勝っていただきたい。4点差つけてレアルをぶっ倒すぞ‼︎‼︎
FORZA JUVE!!!!