アッレグリ「我々は傷を負ったライオンたちだが、まだ死んでいない」
CLマドリー戦2ndレグの逆転劇に一縷(いちる)の望みを掛けるアッレグリ。来週火曜日に待ち受けるCLのためにも、ベネヴェント戦での選手起用には十分な注意が必要となる。指揮官は翌日の試合を見据え、詰めかけた記者に起用について明かした。
「(アンドレア)バルザーリと(フェデリコ)ベルナルデスキ以外は出場可能だ。(ファン)クアドラードと同じように(マリオ)マンジュキッチもスタートからプレー可能だろう。我々には多くの試合が待ち構えており、全員の助けが必要だ」
「ミランやレアルからは試合開始すぐに多くのシュートを浴びた。その点を改善しなくてはいけない」
またベネヴェント戦では、ポーランド代表GKがゴールマウスを守ることになるようだ。
「(ヴォイチェフ)シュチェスニーがプレーする。ただ(ジョルジョ)キエッリーニの出場は難しいだろう。一方(ベネディクト)ヘーヴェデスは出場することができるはずだ」
そしてマドリー戦で退場処分を受けたエースFWパウロ・ディバラについては、その時のパフォーマンスを高く評価した。
「彼は火曜日、結果に関わらず良いプレーをした。レッドカードをもらったことで代償を払うことになってしまったが、前線と中盤の繋ぎ役としてチームメイトとの連携プレーで相手の脅威となっていたね。彼の中でも最高の試合だったと言えるだろう。テクニックの面も含め、特に欧州のレベルにおいて成長している」
そして、ミラレム・ピアニッチの代役としてレジスタを務めたロドリゴ・ベンタンクールについては大きなポテンシャルを秘めた選手だとして将来に期待を抱いている様子だ。
「ベンタンクールは、97年代(生まれ)の選手だが、驚きのクオリティを備えている。そうじゃなければ、バルセロナやマドリーとの対戦で起用していないだろう。このクラブの未来を担う逸材だ」