モッタ体制初の“短期決戦”へ

サウジアラビアへ渡ったビアンコネーリは3日、スーペルコッパ・イタリアーナ初戦となるミラン戦を迎える。

そのミランは大会直前にパオロ・フォンセカ監督を解任し、名門ポルトなどを率いたセルジオ・コンセイサオ監督を招聘。

ユベントス戦が初戦となり、チコ（FWフランシスコ・コンセイサオの愛称）とは“親子対決”となる。

イギリスメディア『Sky Sport』ほかイタリア主要各紙3日、ミラン戦の先発メンバーを予想。

移籍がささやかれるSBダニーロはサウジアラビアへは渡っていない。

そのため、カピターノ抜きでスーペルコッパ・イタリアーナを戦うことになる。

フィオレンティーナと引き分けたヴェッキア・シニョーラ（ユベントスの愛称）だが試合後、明らかに不満を“あらわ”にした。

MFマヌエル・ロカテッリも、ティアゴ・モッタ監督も「勝たなければいけない試合だった」と悔しさをにじませている。

これから始まるスーペルコッパ・イタリアーナで、挽回できるかに期待が寄せられている。

モッタ監督体制初の“短期決戦”となるが、2日にアタランタを2-0で下したインテルの待つ決勝戦へ駒を進めることができるか。

“モッタ・ユベントス”にとって初タイトル獲得へ向けた戦いは、今後の試金石にもなりそうだ。