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ユベントスは売却に応じない構えを見せるも

パリ・サンジェルマン（PSG）は今夏にユベントスのDFアレックス・サンドロ（27）獲得へ乗り出すかもしれない。19日、イタリア紙『TUTTO SPORT』がこれを報じている。

2015年夏にポルトから加入し、タイトル奪取に大きく貢献しているこのブラジル代表を巡っては、昨夏や今年1月のメルカートでチェルシー、マンチェスター・ユナイテッドをはじめとする複数クラブが獲得に乗り出しており、中でもチェルシーが争奪戦をリードしていると再三に渡り伝えられていた。

しかし同紙によるとアレックス・サンドロを取り巻く状況に変化があり、現在はPSGが最も獲得に近づいている模様。PSGのアンテロ・エンリケSD（スポーツディレクター）はポルト在籍時にアレックス・サンドロを獲得した実績を持っており、この敏腕SDと選手サイドの関係性が鍵を握るとみられる。

一方、ユベントスは昨夏にチェルシーからの6000万ユーロという巨額オファーを拒否するなど、これまでのところ売却には一切応じていない構えを見せている。ただ更なる移籍金の増額に対しては耳を傾ける可能性があるようだ。

今季も引き続きユベントスに不可欠な戦力として、ハイレベルなパフォーマンスを披露しているアレックス・サンドロ。近年のメルカートにおいては、値札の付く欧州トップレベルのサイドバックが枯渇（こかつ）しつつあるだけに、ユベントスもはじめ多くのビッグクラブがアレックス・サンドロを必要としていることは自明の理である。