難敵アタランタに2-0、奪取した首位を堅守しリーグ12連勝!
2018/03/15
後半に入っても押し気味に試合を進めるユベントスだったが50分、足に違和感を訴えていたリヒトシュタイナーの大事をとり、前節に戦列復帰したSBマッティア・デ・シリオを投入する。
また前節復帰したものの、未だ本調子を取り戻していないマンジュキッチを62分に下げ、SBアレックス・サンドロを投入。アッレグリは過密日程の中、巧みな戦力の循環を図る。
この試合では先制点をアシストし、64分にはイグアインのパスに抜け出し、ポストをかすめるシュートを放つなど、今やユベントスには欠かせない大きな武器となっているコスタを78分に下げ、CBアンドレア・バルザーリを投入し逃げ切りを図る。
その直後の79分、CBジョルジョ・キエッリーニのPA内侵入を妨げたアタランタDFが2枚目のイエローカードを提示され、数的有利を得る。このファールで得たFKをピアニッチが狙うも、惜しくも壁に当ててしまう。
それでも81分、デ・シリオの大きなサイドチェンジをディバラに送る。巧みに収めた背番号「10」はPA内のイグアインへ。このボールをPA内で構えていたマテュイディが左足で蹴り込み待望の追加点を奪った。
守備に入るとバルザーリが右のCBに入り、中央にメディ・ベナティア、左にキエッリーニの3バック。RWBにデ・シリオ、LWBにアサモアが入る5-3-1-1を形成。攻撃時には両WBがFW陣とほぼ同じ位置まで上がる3-2-4-1の形を見せるユベントス。
その後もアタランタに流れを渡さなかったビアンコネーロはこの試合も見事クリーンシートで終え9試合連続完封、そしてセリエAでも12連勝を記録。この勝利は2位ナポリとの勝ち点差を「4」に拡げる貴重な連勝となった。
著者:Juventus Journal 編集部 山口 努