「それからマヌエル（・ロカテッリ）を忘れてはいけない。彼は昨季よりも、より自由で穏やかなプレーを見せている」

「選手には時々こういった大きな変化が起きることがある。だがこれはマヌエルを正当化したり、（マッシミリアーノ・）アッレグリを責めるものでは決してないよ」

「シンプルに、カルチョではこういったことが起こり得るんだ。実際これは過去に私にも起こったことだ」

「（フランシスコ・）コンセイソン？ 彼にも興味があるし、（ケフレン・）テュラムのことは何年も前から知っている」

「だが今夏のユーベの働きで最も評価すべき点は、ケナンに信頼の証として背番号『10』を与えたことだろう」

またマルキージオ氏は、モッタ監督の若手を積極的に起用するスタイルをかなり好意的に感じているようだ。

「ティアゴは明確なアイデアを持っているね。彼が（サミュエル・）バングーラや（ニコロ・）サヴォーナといった若い選手にも信頼を与えてくれていることを嬉しく思っている」

「だがビッグマッチやCLのゲームでは、より経験豊富なジョカトーレも必要となってくるだろうね」

この日行われたエンポリ戦で引き分けたとはいえ、今季はここまで2勝2分け。未だ無失点と上々の滑り出しを見せているユベントス。

新戦力をおおく迎えて改革を行った古巣に、“プリンチピーノ（マルキージオ氏の愛称）”も期待を寄せているようだ。