「確かに、ここにやってきた時は僕のことを知っている人は少なかったから色々なポジションでプレーしたし、ウィングでプレーしたこともあったよ」

「もちろん、チェントロカンピスタ（MF）としてプレーすることを好んでいるし、ユベントスも中盤でプレーしてもらいたいと思っているに違いない」

「とはいえ、色々なポジションでのプレーの仕方を学びたいと思っているよ」

「たとえ守備的な役割を担うとしても、そこで見える視野は違うし、感じ方も違う。それは、攻撃的な役割を担う場合にも言えることだ」

「僕は今よりも完成されたジョカトーレになりたいんだ。これまでに色々な経験をさせてもらえたことに感謝しているよ」

「万能なジョカトーレになるためにこれまでのすべての経験を組み合わせたいと思っているし、それはユベントスのためにも役に立つはずだ」

――今、中盤の高い位置でも低い位置でも変わらないと言いましたね。

この数日間にその両方のポジション、つまりトレクアルティスタ（トップ下）としてもDFラインの前でもトレーニングを行いましたか？

それから、確かにエンポリ戦を先に迎えますが、来週の火曜に行われる母国オランダのチームとの対戦はあなたにとって特別な試合となるのではないですか？

「現在の僕の役割は、よりアタッカンテ（FW）に近い位置、つまり彼らの背後でプレーすることだ。近年にはそこでよくプレーしてきたし、僕が気に入っているポジションだよ」

「そのため快適にプレーすることができる。たとえ今ではアタッカンテの前でプレーすることが多くなったとはいえ、中盤の役割についてもたくさん学んだよ」