ユーべが”聖地”ウェンブリーで逆転勝利!ベスト8へ駒を進める
後半に入っても、ホームチームがペースを握る試合展開に変わりはない。ユベントスは54分、バルザーリのロングフィードをイグアインがワンタッチではたき、ディバラがトッテナムの最終ライン間から抜け出すもののオフサイドの判定に遭う。一方トッテナムは57分にエリクセンが左サイドに展開し、これを受けたソン・フンミンがカットインからシュートを放つもクロスバーの上を大きく超える。59分にはエリクセンの左CKからファーサイドでケインが合わせるもブッフォンがキャッチする。
状況を打開できないユベントスのアッレグリ監督は59分にマテュイディを下げ、MFクアドゥ・アサモアを投入。さらに直後の60分にはDFメディ・ベナティアに変えて、DFステファン・リヒトシュタイナーをピッチへ送り込み、勝負に出る。
すると63分、ユベントスが遂に反撃の狼煙をあげる。途中出場のリヒトシュタイナーがあげたクロスにMFサミ・ケディラが合わせ、これにイグアインが右脚で合わせてネットを揺らす。
さらに直後、ここまで目立ったプレーを見せていなかった「10」番が67分にワンプレーで牙をむく。バイタルエリア手前で受けたイグアインが最終ラインの裏のスペースを狙ったスルーパスを出し、これにディバラが反応。最後はGKウーゴ・ロリスとの1vs1で落ち着いて流し込んだ。
2試合合計スコアで優位に立ったユベントスは70分以降、再び自陣に押し込まれる展開が続くものの、キエッリーニの体を張ったクリアをはじめ強固な守備を見せる。82分にはペナルティエリア手前からソン・フンミンが強烈なシュートを放つもゴールマウスわずか左にそれ、事なきを得る。
逃げ切りを図るユベントスは83分にイグアインを下げ、最後の交代カードとしてMFステファノ・ストゥラーロを投入するも、トッテナムの攻勢は続く。90分にはDFベン・デイビスのクロスにファーサイドでケインが合わせたヘディングシュートがポストを叩く。ゴールライン上にこぼれたセカンドボールをバルザーリがゴール寸前でかきだし、後半最大のピンチを切り抜ける。
試合終了までトッテナムの猛攻に遭ったユベントスだったが、最後まで同点ゴールを許さず2-1で試合終了。「La Joya(宝石)」がラツィオ戦に続きまたもや大仕事をやってのけ、見事ベスト8進出を決めた。
▼得点者
39’ ソン・フンミン
63’ ゴンサロ・イグアイン
67’ パウロ・ディバラ
著者/Juventus Journal @JJ
コメント
勝って当然。
目指してるとこは一番高いとこなんだから
何よりもリヒトの活躍が嬉しいです。
やっぱりリヒトは最高ですね!
アッレグリとディグアインは流石なんだけど
アサモアとリヒトの活躍が本当に嬉しかったな・・・
60分までは完全に負け試合だった、アッレグリの采配に感服、アディショナルいれても残りまだ10分近くある中でイグアイン下げたのはちょっと怖かったけど。比較的相性の良くないイングランド勢に勝てたのも、ユーヴェの今後にとって大きいはず。
熱い後半でしたね!
ラツィオ戦に続いて魂が揺さぶられる試合でした。
バルザーリ大変でしたが最後のクリア良かった、キエッリーニのクリアも。
ラインをコンパクトに保ってからいつものユーヴェになったと思う。
ファーストレグから今日の後半の戦いをなぜやらない?
ただ、やっている選手達ユーヴェスタッフみんな一丸となって戦ったことに感謝。
経験値の差でまだスパーズは若かったのかなと思った。
それにしてもリヒトキレキレだったな~(笑)
もう全員がMON!!
ユベントスらしくチームとして闘った。ウェンブリー+11人相手によく勝ったと思います。
人生最高の朝かもしれないです!!!
今のところ今季最もスペクタクルな試合になった。本当に素晴らしくて感動的だった。
最初のトッテナム側のハイプレスはめちゃくちゃにハマってて、本当に手も足も出ずに勝てないんじゃないかと思うくらいに効いてた。ソンフンミンも好調だし上手すぎだし、だからと言って前線がタレント揃いだから少しも守備を割けないという状況で、本当に絶望的だった。ゴールの瞬間のカメラの揺れやスタジアムの雰囲気は完全にトッテナムに飲み込まれてた。
交代での劇的弾の2つは昨季のアウベスとピアッツァの2ゴールの試合を思い出す。フラッシュバックが止まらなかった。それにリヒトシュタイナーの冷静さがすごい。一気に流れが変わった。経験値の大切さよ。
昨季のCL決勝のマンジュキッチのオーバーヘッド以来の興奮を味わいました。本当にありがとう!
CLだけで言えばイグアインは去年より調子がいいし、本当に頑張って欲しい。
ただ、リヒトシュタイナーは最初から右SBで先発してよかったと思う。
感動したぞ!!!!
よくやった!!!!
これぞユーベという粘り強さ‼