マテュイディ、ディバラの決定力を絶賛
ラツィオ戦の再現を狙う
ユベントスのMFブレーズ・マテュイディ(30)はUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ベスト16・2ndレグのトッテナム・ホットスパー戦におけるFWパウロ・ディバラ(24)のパフォーマンスに期待しているようだ。6日、イタリアメディア『Sky Sport Italia』がこのフランス代表のコメントを伝えている。
ユベントスはホームでの1stレグで2失点を喫しドローで終えているため、ベスト8進出のために2ndレグでは勝利を狙うものとみられる。
「トッテナムとの一戦は決して簡単ではない。彼らはイングランド国内で素晴らしいフットボールを演じている。CLでも我々との1stレグも含め、うまく戦っていると思う」
「トリノでの一戦で、我々は彼らに大きな問題を引き起こすことができることを示した。ロンドンではゴールを決め、勝利を目指す。ラツィオ戦と同じようなプレーを見せたら、勝利できるだろう」
さらにマテュイディはトッテナム戦に出場する可能性のあるFWゴンサロ・イグアイン(30)とセリエA第27節・ラツィオ戦の試合終了間際に値千金の決勝弾をあげたディバラについても語っている。
「イグアインは最良の方法でコンディション回復に努めているし、明日我々とともにプレーできることを願っているよ」
「(ラツィオ戦で)パウロがゴールを決めて我々は幸せだ。毎日ハードワークを厭わない彼には当然の報いだよ」
「パウロはこれまで幾度となくゴールを決めてきた。彼は試合の流れを変え、チームを勝利に導くだけの能力を兼ね備えている」
この中盤のハードワーカーのコメントは言うまでもなく、ビアンコネーロの「La Joya(宝石)」への期待の大きさをうかがわせている。果たしてディバラはウェンブリーでも「10番」に見合うだけの決定的な仕事を成し遂げるのだろうか。