【JJパジェッレ】コッパ・イタリア準決勝1stレグ ユベントス対ラツィオ
カンビアーゾ(81分までプレー) 【7】
試合序盤にボックス内でベシーノに倒されPKを獲得したかに思われたが、VAR介入で取り消しに。とはいえ、各所でポテンシャルを発揮し、軽快な動きで攻撃のアクセントとなっていた。自陣で相手を1人かわし、最前線のキエーザへ正確無比の長距離パスを通して先制点を呼び込んだプレーは芸術的。まさに「Palla Splendida(光り輝くパス)」だった。
マッケニー(81分までプレー)【6.5】
リスキーなタックルなど、ヒヤリとするシーンはあったものの献身性と闘志でチームに貢献。攻撃時には連続した動きで味方とのパス交換からチャンスを作り出した。64分には、ワンタッチでの縦パスをヴラホヴィッチに通し貴重な追加点をアシスト。咄嗟の判断は見事だった。
ロカテッリ 【6】
カンピオナートのラツィオ戦は払拭できたか。レジスタとして守備で奮闘し、攻撃面でも何度もポジションを動かしてボールをもらい、長短のパスでスムーズに攻撃フェーズへと移っていた。チームをもうひとつ押し上げるには彼の決定的な仕事が必要だ。
ラビオ 【6】
まだベストパフォーマンスとは言えないが、左メッザーラとしてダイナミックな守備でラツィオの攻撃を抑え、前半終了間際には強烈なボレーシュートでゴールを狙った。また64分には2点目の起点に。勢いはある、復活の時は近い?
コスティッチ(89分までプレー)【6】
体調不良から回復。ラツィオのサイドアタッカー、マルシッチの仕掛けを何とか抑え、自陣ゴール前でも気の利いたシュートブロックを行っている。攻撃面での物足りなさはあるが、復帰後の試合として十分では?
キエーザ(81分までプレー) 【7】
後半始まってすぐにラツィオが空けたSBとCBの間のスペースを一刀両断。カンビアーゾからの完璧なスルーパスを収めて冷静にゴール右隅へと沈めた。躍動感はありながらもゴールの瞬間までは相手に抑えられていたが、最大のビッグチャンスは逃さなかった。