コラム:想像と趨勢
冬のメルカートが近づき、メガクラブたちは不調がつづき、復調しつつあるディバラにターゲットを絞っている。今シーズンから背番号「10」を背負う“宝石”はパレルモ時代から今夏までお付き合いしていた彼女との復縁。
そのことがイタリア紙『TUTTO SPORT』の一面になるなど、他のメディアでもニュースになるほど現地メディアも注目が高いのは、同時にディバラへの期待のあらわれでもあるはずだ。(参考:ディバラ、元カノと復縁で復活なるか?)
プレミアリーグついでに、かつてマンチェスター・ユナイテッド一筋でキャリアを終えたライアン・ギグス氏は「富と名声を得た若い選手たちの全員が正気を保てるわけではない」と口にしていたが、24歳のディバラもその危険性からは除外できない。
だがユベントスには、GKジャンルイジ・ブッフォン、DFアンドレア・バルザーリ、DFジョルジョ・キエッリーニ、MFクラウディオ・マルキージオといったユベントスを知り尽くした大黒柱たちがいる。人間的にも多種多様な経験をしてきた先輩たちだからこそ、ディバラに伝えられるものを期待したい。
Twitter.com前途したマクマナマン氏の言葉は来年、正しくなっているか、間違っているか、誰にも分からない。たしかにユベントスは昨シーズンCL FINALで完膚なきまでにマドリーに屈した。しかしマドリーは今シーズンのCLでスパーズにグループ首位通過を譲った。
奇しくもユベントスはそのスパーズとベスト8進出を懸け、両雄は決する。CLと並行し、今シーズンはスクデット7連覇、コッパ・イタリア4連覇とどちらも前人未到の大記録達成には険しい道のりが待っている。
そして悲願の欧州制覇は、今シーズンもすべてのユベンティーノにとっての夢となる。今シーズン終了時に引退を口にしているブッフォンのためにも、最高の餞(はなむけ)を、最高の花道を歩むことを誰もが信じている。
時代の趨勢(すうせい)は誰かが読めるものではない。そこには運も例外なく必要となってくる。しかし、これから迎える2018年がユベンティーノにとって忘れられない1年となることを切に願いたい。
著者/Juventus Journal 編集部 山口 努
コメント
トッテナムの日程やばいですね。
マンユー、リバプール、アーセナル、ユーベの地獄の4連戦とか。
ユーベさん
ご拝読ありがとうございます!
スパーズより運はありますね。
本年も宜しくお願い致します!
スカッド的にcl優勝はかなり現実的。
おっしゃる通りです。
まだチームが出来上がってないがゆえに
相手に読まれにくいということもあるのでしょうね
CLトッテナム戦の前後は過密なので層の厚さを駆使して勝ち上がって欲しい。
genoaさん
ご拝読ありがとうございます!
選手層、今シーズンは圧倒的な安心感がありますね。
連携面の関係から、まだ本領発揮を発揮していない選手も多々いると思いますので、これからが本当に楽しみですね。
本年も宜しくお願い致します!
山口さん、本年も熱いコラムありがとうございました。
歯がゆい試合もありましたが、少しずつ改善してきましたね。
Benatiaがフィットしてきたのは非常にうれしいですが、Ruganiにもチャンスをあげて欲しいですね。
年明けはトリノダービーですから、しっかりクリアしてもらいたいです!!
pipeさん
ご拝読ありがとうございます!
ルガーニ。。
アッレグリを納得させることができない「何か」があるのでしょうね。
ホームのバルセロナ戦(0-0)でのパフォーマンスが決定的だった気が…。
個人的にベナティアのフィットは想定外でした(笑)
コッパ・イタリア、現地メディアの情報だとルガーニは先発っぽいですね。
本年も宜しくお願い致します!