ローマも後半に入り、微調整を行うがユベントスもうまく対応し得点を許さない。すると54分、この試合制圧している左サイドから中央のケディラのワンタッチパスがイグアインに入るが、枠を大きく外してしまう。

攻勢を強めるユベントスは66分にマテュイディの際どいシュートは相手GKの攻守に阻まれ、67分にイグアインがシュートを放つもまたしても枠を大きく外してしまう。

追加点を奪い、試合を終わらせたいユベントスは77分クアドラードを下げ、FWフェデリコ・ベルナルデスキを投入。79分には直前のプレーで交代を申し出たマテュイディを下げ、MFクラウディオ・マルキージオを投入し、逃げ切りを図る。

しかし80分台に突入するとローマに肝を冷やす場面を多々作られるが、マンジュキッチの献身的な守備とシュチェスニーを中心としたDF陣が集中した守備で応戦する。

試合終了間際の92分、ピアニッチのシュートがクロスバーを叩く惜しい場面を作るが得点には至らず。さらに94分、今夏獲得がとりだたされたFWパトリック・シックに抜け出されるが、またしてもシュチェスニーが神がかったセーブで1−0で逃げ切りに成功。

この勝利で8試合連続となるクリーンシート達成。また首位ナポリに離されることなく勝ち点「1」キープに成功している。

著者/Juventus Journal 編集部　山口 努