キエーザはベンチスタートが濃厚か

ビアンコネーリは現地時間4日、スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァに乗り込む。

昨年11月末の対戦では27分にFWドゥシャン・ヴラホヴィッチが先制点を叩き込むものの、33分にFWラウタロ・マルティネスのゴールですぐさま追いつかれ1-1のドロー決着。

今節の“デルビー・ディターリア”終了後、カンピオナートでは16試合残されているが、この試合の勝者が今季のスクデットレースを有利に進められるはずだ。

イギリスメディア『Sky Sport』ほかイタリア主要各紙は4日、インテル戦の先発メンバーを予想。

マッシミリアーノ・アッレグリ監督は前日会見でMFアドリアン・ラビオとFWフェデリコ・キエーザの復帰を明言。

また、キエーザについてはMFケナン・ユルディズとの“レース”について、持論を述べている。

そして、指揮官が明言したとおり、今冬のメルカートで獲得したDFティアゴ・ジャロとMFカルロス・アルカラスも招集メンバーに名を連ねた。

今シーズンの「天王山」となるデルビーでは、ユルディズの先発出場が濃厚視され、キエーザはベンチスタートとなる可能性が高い。

守備陣はSBダニーロが復帰し、中盤にはラビオの復帰も確実視されている。

暫定ながら首位インテルとの勝ち点差は「1」だが、ビアンコネーリはどのような戦略でスタディオ・ジュゼッペ・メアッツァを攻略するのか。

両チームにとって、今シーズンのベストメンバーで臨むことが予想されるデルビー・ディターリアが、白熱した試合展開になること期待したい。