【JJパジェッレ】セリエA第22節 ユベントス対エンポリ
ミリクの退場が痛手に…ヴラホヴィッチの4戦連発弾もエンポリにドロー
現地時間27日にセリエA第22節が行われ、ユベントスはホームでエンポリと対戦した。
ドゥシャン・ヴラホヴィッチとともに2トップを務めたFWアルカディウシュ・ミリクが18分、相手FWへの危険なタックルにより一発退場。ビアンコネーリは序盤から数的不利な状況に立つ。
それでもスコアレスで試合を折り返し、エンポリにボールを支配されながらも個々の能力を生かしてチャンスを作り出したユベントスは50分、CKで先制点を奪う。
ゴール前に飛んできたボールをフェデリコ・ガッティが頭で落とし、最後はこぼれ球に反応したヴラホヴィッチが左足で叩き込みゴールネットを揺らした。
リードを奪ったユベントスは、自陣でエンポリの攻撃を跳ね返し試合を優位に進めるも70分、ボックス手前にできたスペースを使われ失点する。
サイドへの展開で揺さぶられ、最後はトンマーゾ・バルダンツィに狙い澄ましたシュートを沈められて同点に。
その後、ユベントスは若手を投入して攻勢に出るもゴールには結び付かず。逆にエンポリにリスキーなシーンを作られながらも何とかしのぎ切り、1-1のまま試合終了となった。
この結果によりユベントスの連勝は5でストップ。1試合未消化の首位インテルとの勝ち点差は1で、次節直接対決を迎える。
【試合結果】
ユベントス 1-1 エンポリ
【得点者】
50’ ヴラホヴィッチ
70’ バルダンツィ
ここからは、J-JOURNAL独自の視点によるパジェッレ(採点&寸評)を公開。ティフォージの皆さんは、この試合をどう見ましたか?
※平均点は【6】、満点は【10】。基本的には15分以上のプレーで採点
ユベントス 【5.5】
ミリクの退場により早々に1人少ない状況に。それでも粘りながら獲得したCKを生かして好調ヴラホヴィッチのゴールで先制するも、その後中央を破られて失点し、勝利を逃してしまった。首位を争うインテルとの直接対決を前に不運なドローと見るか、気を引き締める好機とするか。
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