「彼の努力の成果」

コッパ・イタリアではサレルニターナを6-1で圧勝したビアンコネーリだが、アウェイで迎えたカンピオナートでの対戦では最後まで苦しんだ。

前半終了間際の39分に先制点を許すも、65分にWGサミュエル・イリングがネット揺らし同点。

試合終了間際の91分にSBダニーロが巧みにこぼれ球を回収すると精度の高いクロスを上げると、このボールにFWドゥシャン・ヴラホヴィッチが頭で合わせ逆転に成功している。

イギリスメディア『DAZN』は試合後、ダニーロにマイクを向け、その模様を伊紙『TUTTO SPORT』など主要各紙が抜粋して報じた。

――決勝点となったクロスは素晴らしい精度でしたね。生まれながらのサイドバックだからこそのクロスでは？

「ポルトで長年サイドバックとして過ごし、レアル・マドリーでも少しだけ任されたポジションだ」

「だから今でも少しだけ、その“遺産”が残っているんだよ」