【JJパジェッレ】セリエA第16節 ジェノア対ユベントス
キエーザの先制点も決定機生かせず…ジェノアに手痛いドロー
セリエA第16節が現地時間16日に行われ、ユベントスは敵地でジャノアと対戦。
苦手意識のあるマラッシ(スタディオ・ルイジ・フェラーリス)で、案の定難しい試合を強いられている。
前半にいくつかの決定機を作っていたビアンコネーリは28分、FW陣のハイプレスからボールを奪い、フェデリコ・キエーザがボックス内でGKに倒されてPKを獲得。
背番号「7」が自ら冷静にPKを沈め先制に成功する。
しかし、後半開始早々の48分にはジェノアにコンビネーションプレーで中央を破られ、最後はアルベルト・グドムンドソンに冷静に決められ同点とされた。
その後、決勝点を狙うユベントスは89分、CKからビッグチャンスを得るも、ブレーメルが体で押し込んみに行ったボールはラインぎわでGKにはじかれゴールならず。
試合はそのまま1-1で終了となり、首位インテルを追い掛けるユベントスにとって手痛いドローとなっている。
【試合結果】
ジェノア 1-1 ユベントス
【得点者】
28’ キエーザ(PK)
48’ グドムンドソン
ここからは、J-JOURNAL独自の視点によるパジェッレ(採点&寸評)を公開。ティフォージの皆さんは、この試合をどう見ましたか?
※平均点は【6】、満点は【10】。基本的には15分以上のプレーで採点
ユベントス 【5.5】
前半に幸先良く先制点を奪いながらも後半は注意散漫に。失点時には左サイドで人数を掛けてボールを奪いに行くもあっさりと中央へのパスを許し、それが決壊の始まりとなった。とはいえ注意散漫だったのは主審マッサとVARチームも同様。ジャノアのDFバーニのPA内におけるハンドを見逃し、ユルディズに対するマリノフスキーの“ROSSO DIRETTO(一発レッドの意)”級のタックルを“GIALLO”(イエローの意)で片付けている。だからこそ、重要なチャンスを活かせなかったのが心残りだ。
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