【JJパジェッレ】セリエA第9節 ミラン対ユベントス
ロカテッリの“古巣撃墜弾”でウノゼロ! スクデット争いへ名乗り?
セリエA第9節が現地時間22日に行われ、ユベントスは敵地スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ(サン・シーロ)でミランと激突。
満員のスタジアムでの白熱した上位対決は、元ロッソネーリのMFマヌエル・ロカテッリが値千金のゴールを上げビアンコネーリがウノゼロで勝利を手にした。
最初にチャンスを作ったのはホームのミラン。
ゴール前でオリヴィエ・ジルーに反転からシュートを放たれたが、ビアンコネーリの守護神ヴォイチェフ・シュチェスニーが素晴らしい反応を見せて事なきを得る。
ミランに主導権を握られながらも粘り強く守る中で迎えた40分、ユベントスはFWモイーズ・キーンのワンプレーで戦況を変える。
背番号「18」は、再三やり合っていたDFマリック・ティアウと駆け引き。このCBを裏抜けの動きで一発退場へと追いやった。
これで数的優位となったユベントスは63分、ロカテッリの思い切りの良いシュートが相手に当たり、運も味方につけながら先制点をゲット。
その後も堅い守備をベースに積極的な攻撃陣の入れ替えを行いながら、最後まで追加点は奪えなかったもののミランの反撃を抑え逃げ切りに成功している。
【試合結果】
ミラン 0-1 ユベントス
【得点者】
63’ ロカテッリ
ここからは、J-JOURNAL独自の視点によるパジェッレ(採点&寸評)を公開。ティフォージの皆さんは、この試合をどう見ましたか?
※平均点は【6】、満点は【10】。基本的には15分以上のプレーで採点
ユベントス 【6.5】
約7万人が詰めかけた敵地サン・シーロで首位ミランを撃破。ケガから回復したばかりのキエーザとヴラホヴィッチをベンチに置き、堅実な戦法でウノゼロの勝利を収めた。数的優位を最大限に活かせたかどうかはさておき、「4位以内が目標」と公言するチームは、スクデット争いにも名乗りを上げそうだ。
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