ユーベ、カリアリのイタリア人有望株獲得を画策か
2017/11/09
gianlucadimarzio.com
将来的なイタリア出身枠確保も視野に
ユベントスはカリアリのU-20イタリア代表MFニコロ・バレッラ(20)の獲得を目論んでいるようだ。9日、イタリア『Calciomercato.com』が伝えている。
メルカートの時期になるとイタリア国内で度々その名前が挙がるほどの人気銘柄であるバレッラを巡っては、ユベントスやローマ、ミランなどイタリア国内の複数クラブだけでなく、リバプールも獲得に興味を示している。その中でもユベントスは数か月前から綿密なスカウティングを行っている模様。
ただバレッラは昨年12月にクラブとの契約を2021年まで延長していることに加え、カリアリのトンマーゾ・ジュリーニ会長が売却に応じない姿勢を見せている。獲得には少なくとも2000万ユーロが必要であるとみられ、ユベントスは複数選手を交渉材料に盛り込む可能性が高いようだ。
さらにユベントスがバレッラの動向を注視している理由として、トップチームに少なくとも4人のイタリア出身選手の登録を必要とする自国出身枠があると伝えられている。現にユベントスはここ数シーズンでDFダニエレ・ルガーニ、MFフェデリコ・ベルナルデスキなど次世代のアッズーリを担う有望株へ積極的な投資を行っており、将来的な自国出身枠の確保を見据えている。
今季は公式戦全13試合で先発出場を果たすなど、主力までのぼりつめたバレッラ。果たしてユベントスは先行投資の一貫としてこのサルデーニャ育ちのヤングスター獲得を実現することができるのだろうか。
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コメント
ほんとこういう若手イタリア人に対しての動きは早いね。