Bleacher Report

「破談はショックだった」

今夏、サンプドリアからローマへ移籍したFWパトリック・シック（21）は、元々ユベントスへの移籍が濃厚視されており、メディカルチェックまで済ませたが、診断の結果、心臓の問題が判明し、交渉が破談した。

シック本人もユベントスへの移籍を強く希望していたため、この破談を今でも残念に思っているようだ。7日、チェコメディア『Reporter Magazin』が伝えた。

「シーズンが終わって、複数のオファーがあったけど、その中でもローマとミラン、トリノが魅力的だった。だけど、（ユベントス副会長の）ネドベドから電話があって、最終的にはユベントスに決めた」

「正直に言うと、6月の時点でユベントスへの移籍を心躍るように楽しみにしていたし、もうユベントスの選手になったつもりだった。特に重要な（怪我などの）問題は無いと思っていたけど、（最初のメディカルチェックの結果で）ユベントスは移籍の決定を先延ばしにした」

「代理人から、再度メディカルチェックのため、トリノに行く必要があると言われてショックだったよ。そして7月中旬、2500万ユーロの契約解除金の支払いは行われないことになった」

「2、3年の内に、もっとビッグなクラブに行くことができると思っている」

シックは今季セリエAで途中出場の1試合に留まっている。21歳という若さで才能の片鱗を見せたが、今後もその才能を輝かせることができるだろうか。