セリエA開幕を目前に控えるユベントス、アタランタとの“最終調整”はスコアレスドロー
2023/08/13
若手が多数ピッチに立つもスコアは動かず
ハーフタイムを終え、アッレグリは2枚のカードを切る。
ヴラホヴィッチとラビオに代えてFWマティアス・ソウレとFWアルカディウシュ・ミリクを投入する。
後半に入り、やや押し込まれる展開がつづくユベントス。FWドゥバン・サパタらが襲いかかるがDF陣の奮闘もあり、どうにかこれをしのぐ。
56分、アッレグリはペリンとカンビアーゾに代えてGKカルロ・ピンソーリョとWGフィリップ・コスティッチをピッチへ。
交代選手が入り、徐々に息を吹き返すビアンコネーリ。コスティッチのドリブルなどを武器に徐々に攻撃の形が出来始める。
さらに67分には3枚を交代。サンドロ、ミレッティ、ウェアを下げ、DFフェデリコ・ガッティ。
MFハンス・ニコルッシ・カヴィーリャ、FWサミュエル・イリング・ジュニオールを投入する。
そして72分にはキエーザ、ダニーロ、ブレーメルに代えてMFケナン・ユルディズ、DFダニエレ・ルガーニ、DFディーン・ハイセンがピッチへ。
すると早速、イリングとの連携からユルディズがシュートを放つなど、見せ場を作る。
81分、ロカテッリに代えてMFルイス・ハサが投入される。
膠着した展開がつづくが、新戦力や若手選手らが随所でそれぞれのポテンシャルをアピールする。
そしてそのままスコアは動かず試合終了のホイッスル。
カンピオナート開幕前最後の試合は0-0のドローで終わったものの、開幕戦に向けて実りあるゲームとなった。
ユベントス 0-0 アタランタ
▼得点者
なし
著者:J-JOURNAL 編集部 座間 遼祐
コメント
これだけ若手含めてやれているのを見ると補強は必要無いのではと思ってしまう。その一方でロカテッリだけはプレシーズン通してやりにくそうに感じてしまった。だぶん根本的にロカテッリは1ボランチ向きの選手では無いのではと思う。
例えるならロカテッリはトニクロースであり、決してカゼミロのようなタイプでは無い。むしろカゼミロのような選手と組ませてあげることで本領が発揮される。その役割がトーマスパーティやアムラバト、ケシエなんだと思う。
どうにかアムラバトを獲得してロカテッリとのコンビを見てみたい。
気合いの籠もった守備でチームに必要不可欠なぐらい貢献してる印象はあるけど、どうしてもフリーランやらボールを前進させていく攻撃面でのポテンシャルが薄くなってしまっているのが歯痒いですね。
もう一人補強して中盤逆三角の352を今シーズン何回か見れたら嬉しい。
プレミアで例えて申し訳ないけど、昨シーズンのアーセナルのジャカ、シティのギュンドアンみたいなタイプなんだよね、やらせる役割的には。ワンボランチもできなくはないけど、攻撃時は一列上がって第3のストライカーになってほしくて、撤退時は下がって2ボランチ組んで欲しいタイプというか。でもそう考えるとそのタイプってユーベに多いんだよな。ラビオもそうだしファジョーリもどちらかというと、やらせる役割的にはそうだと思うから。
まあアッレグリは役割に当てはめて選手の適応を望むところがありますからね
ピャニッチをアンカーに定めたように
彼は適応したけど、それでももっと前で使うべき選手なんじゃないかって雰囲気はずっとあった
かつてのピルロのようになって欲しいんだろうけど、そうそうなれるようなもんじゃないですからね