アッレグリ監督、今季のユベントスに「レアル・マドリーに勝利したことは…」
「ドゥシャンはあまり納得していなかったが…」
2週間弱に渡るアメリカツアーを終え、トリノへと戻って来たビアンコネーリ。
初戦のバルセロナとの試合こそ中止となったが、ミランとレアル・マドリーに連勝したことは、新シーズンに向けてポジティブな気持ちで準備を進めさせることになるに違いない。
そのユベントスは、数日間のオフを経て7日からトレーニングを再開する予定となっている。
母国へ帰国したマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、そのアメリカ遠征について振り返った。
「点数は付けられないが、我々がアメリカでやったことについて言うなら、チームはトレーニングをよく頑張ったとは言わなければならない」
「とりわけ、チームが見せたスピリットに満足しているよ」
「マドリーとのテストマッチでは、技術とフィジカルに優れた強いチームを相手に良いトレーニングができた」
「しかし、我々はまだ改善しなければならない点がたくさんある。まず何よりも、フィットネスを向上しなければならないんだ」
「全体としては、このアメリカツアーを良い形で終えることができて満足しているよ」
「シーズンの開幕が近づいているため、フィジカル面が向上しているのは当然だが、自覚の面でも成長が見られる」
「新しい道を歩き始めた我々は、それをこのまま続けていく必要があるんだ」
「マドリー戦の勝利が、我々の自己肯定感を高めたのは間違いない」
「しかし、と同時に、今月の20日から結果が重要となる大事な試合がスタートするため、心の平静を保ち、落ち着いている必要がある」
このようにアメリカツアーを振り返ったアッレグリ監督は、途中出場から得点を決めたFWドゥシャン・ヴラホヴィッチについて言及。
チェルシーに所属するFWロメル・ルカク(30)とトレードする可能性があるとして、その去就が注目されている同セルビア人FWのパフォーマンスについて次のように話した。