ユベントス、神経障害を患ったMFペーテルスの500日超にも及ぶ復帰劇を公開!
2023/07/26
しかし、2021年10月、母国スタンダール・リエージュにローン移籍をした直後、人生最悪の瞬間は突然訪れた。
同選手は「ある日のトレーニング中、突然走れなくなり、シュートも打てず、力が入らなくなってしまったんだ」
「何が起こったのか理解できず、すべての感情を失ってしまったよ」と当時を振り返る。
彼の担当医は「普段文句を言わないダウダが違和感を訴えたということは、何か異常が生じたことを意味していたんだ」
「そして、地元の病院での筋電図検査で、彼がギラン・バレー症候群(神経障害の一種)を患っていることが判明した」と述べた。
これは、患者の約20%が重篤化し、その致死率は約2%とも言われている、恐ろしい病だ。
「トイレに行こうと動いたら転んでしまい、そのまま意識を失ってしまったんだ」
「僕と一緒に入院していた患者は、この病気が肺や心臓にまで達してしまい、3日後に亡くなった」