1951/52シーズン以来の決定力を誇る

ユベントスは日本時間の今日未明に行われたセリエA第10節・SPAL戦で4ゴールをあげたことにより、開幕から10試合でのゴール数が歴代記録に次ぐものとなったようだ。26日、イタリア『Football ITALIA』が伝えている。

今季、ユベントスはセリエAで開幕節からSPAL戦までの10試合で31ゴールをマーク。これは1951/52シーズンにユベントスが開幕10戦でマークした32ゴールに次ぐ記録となった。

また、この1951/52シーズンは開幕節で奇しくも今朝と同じ対戦相手であるSPALと相対している。この一戦は1-1のドローだったものの、シーズン98ゴールという圧倒的な決定力でスクデット獲得を成し遂げている。

この記録は今夏の補強やFWパウロ・ディバラの覚醒などにより、攻撃面でのクオリティを高めている証拠であることは確かだ。しかしそれと同時にユベントスらしからぬ失点シーンが今季はここまで多く見られることも事実であり、更なる改善が必要であることは言うまでもない。「最少失点こそがスクデットをもたらす」という見解を常に示しているアッレグリ監督のもと、これからチームがどのような軌道修正をかけるのか注目が集まる。