しかし、同代理人はそれだけではなく、バイエルン・ミュンヘンの今夏の放出候補の1人とされているSBヌサイル・マズラウィの話もしにトリノにやってきたのだという。

昨夏にアヤックスからバイエルンに加入したこの25歳のモロッコ人選手は、今シーズンに公式戦26試合に出場し、1得点4アシストを記録した両サイドでプレーが可能なSBだ。

実際その通り、冬に行われたFIFAワールドカップ・カタール大会では左SBとして5試合に先発し、アフリカ勢初となる4位躍進に貢献している。

これを受け、ビアンコネーリは候補者リストに同選手の名前を加えたものの、クラブとしては、イタリアのカンピオナートで豊富な経験を持つジョカトーレの方が好ましいようだ。

そうして、新たに浮上した名前が、今シーズンにカリアリのセリエA昇格に貢献したSBナイタン・ナンデスだという。

過去にもユベントスへの移籍が噂されたこのウルグアイ人SBは、すでにセリエAで88試合に出場した経験を持ち、メッザーラとしてもプレーが可能。

こういった点から、この27歳のSBは、とても頼りになるジョカトーレであるとして、以前からマッシミリアーノ・アッレグリ監督に気に入られているようだ。

新たな右SBを探しているユベントス。

セリエA経験者なら、以前アタランタに所属していたカスターニュかナンデスの二択になりそうだが、果たしてビアンコネーリはどのジョカトーレの獲得に動くだろうか。