マンジュキッチ、値千金の逆転弾! CL2連勝!!
頼れる男が不穏な空気を一蹴!
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)第3節、スポルティングCP戦がアリアンツ・スタジアムで行われ、ホームのユベントスが2-1で逆転勝利を収めた。
公式戦では初対戦の両者。しかし、スポルティングを率いるジョルジェ・ジェズスは2013/14シーズン当時、UEFAヨーロッパリーグ(EL)でベンフィカを率い、ユベントスを準決勝敗退に追いやった因縁の相手。
勝ち点「3」で並んだ両者は球際では激しいプレッシングをみせ、自由を与えない展開をみせる。ユベントスはMFミラレム・ピアニッチが復帰したこともあり、中盤でのボール回しに余裕をみせる。
試合が動いたのは12分、右サイドの連携の悪さからDFメディ・ベナティアのパスをカットされると、ボールをDFラインの裏に通されGKジャンルイジ・ブッフォンと1対1の状況を作られてしまう。
ファーストシュートこそ防いだものの、守護神の弾いたボールがSBアレックス・サンドロに当たり、不運なオウンゴールで与えたくなかった先制点を許してしまう。
リーグ戦では初黒星を喫し、悪い流れ断ち切りたいユベントス。前線に居並ぶパウロ・ディバラ、マリオ・マンジュキッチ、ファン・クアドラードを立て続けにチャンスを作るが得点には至らない。
しかし、この連続した攻撃が奏功する。ゴール前で得たFKはこの試合、怪我明けのピアニッチが柔らかく、美しい弧を描きネットに吸い込ませ試合を振り出しに戻す。
この同点弾で勢いに乗りたいユベントスはその後も勝ち越しを狙い、多くの好機を作るがスポルティングも集中した守備で難を逃れる。42分、CKからDFジョルジョ・キエッリーニの落としからFWゴンサロ・イグアインが角度のない位置から鋭いシュートを放つがGKのファインセーブでこれを凌ぐ。
ユベントスは前半で負傷をしたベナティアを下げ、アンドレア・バルザーリを後半開始から投入。逆転を狙いたいビアンコネーロだったが、この試合右SBに入ったMFステファノ・ストゥラーロの判断ミスから窮地に陥るものの事なきを得る。
不安定な立ち上がりだったが、その後はリズムを取り戻し、攻勢を強めるもののスポルティングも集中した守備でユベントスの攻撃を跳ね返す。両者とも一進一退の攻防をつづける展開がつづく。
戦況を打開したいマッシミリアーノ・アッレグリ監督は62分、この試合おおくの好機を演出していたMFサミ・ケディラを下げMFブレーズ・マテュイディを投入し、更なる攻撃の活性化を図る。
しかし、連携面でいまだ難がみられるユベントスはミスが目立ち流れを引き寄せることができない。ホームで公式戦2連敗は避けたいユベントスは84分、ストゥラーロを下げ、WGドウグラス(D)・コスタを投入し勝負をかける。
左サイドにいたマンジュキッチを右にスライドさせる初采配をみせる。するとこの采配が見事的中し、D・コスタのクロスからマンジュキッチの豪快なヘディングシュートを呼び込み、逆転に成功。
その後、集中した守りでスポルティングの攻撃を凌いだユベントスはCL2連勝。アッレグリ監督の采配も光り、不穏な空気を一蹴。また、2013/14シーズンELのリベンジを果たすこととなった。
著者/Juventus Journal 編集部 山口 努
コメント
今のユーベが微妙なのは中盤のフィルター役とCB、右SBの補強怠ったからでしょ
あとディバラやイグアインのようなシュート特化タイプの選手を二人も入れちゃうとバランス悪くなると思う
どっちか外してチャンスメイクできる選手入れて欲しい
さすがスーパーマリオ
ストゥラーロの右のサイドバックは起用はカペッロ時代に中盤のブラージをサイドバックに起用したのと似てる、どちらも同じ様なスタイルの選手だし(笑)
ドグラス・コスタは前節のラツィオ戦のゴールに続き、今試合でアシストをしてまた評価が上がった。
もう1つ分かったこと
マンジュキッチは素晴らしい!、ということ。
その通り
彼は即放出で。見てるだけでイラつくくらい下手なんで
リヒトを登録リストに入れてても足元下手だしなんも変わらない
デシリオが早く復帰すればいい
今日の試合でわかったのはストゥラーロのSBは失格だという事