ユベントス、クレモネーゼに2発快勝! セビージャとの“運命の一戦”に向けて弾み
ファジョーリが均衡を破る
迎えた後半、ビアンコネーリは丁寧にボールを繋ぎ、敵陣攻略の糸口を探る。
53分、MFアドリアン・ラビオがミドルレンジから左足でコントロールシュートを放つ。
上手くコースを突いたボールだったが、これはカルネセッキにセーブされてしまう。
攻撃の手を緩めないユベントス。すると55分、ついに待望の瞬間が訪れる。
敵陣左サイドを駆け上がったキエーザが個人技で仕掛け切り込むと、中央へマイナスのパスを送る。
そしてそこに走り込んだMFニコロ・ファジョーリが豪快に右足を振り抜くと、これがネットに突き刺さり1-0。先制に成功する。
66分、ここでマッシミリアーノ・アッレグリ監督が動く。
キエーザとFWドゥシャン・ヴラホヴィッチに代えてWGサミュエル・イリング・ジュニオールとWGアンヘル・ディ・マリアをピッチへ。
すると74分、そのディ・マリアのスルーパスからミリクが抜け出し、ネットを揺らす。
これは惜しくもオフサイドの判定となり認められなかったが、ビアンコネーリのターンがつづく。
さらに79分、今度はブレーメルが”魅せる”。
パレデスのコーナーキックを右足で合わせると、これが相手DFに当たり、ボールは宙へ。
しかしこれを自慢の跳躍力で高打点からヘディングで押し込み追加点。クレモネーゼにとどめを刺す。
余裕の出来たユベントスは83分、ミリクとクアドラードを下げ、FWモイーズ・キーンとSBトンマーゾ・バルビエリをピッチへ。
交代選手もハマり、さらに攻撃を仕掛けるユベントス。クレモネーゼを押し込み、相手に反撃の隙を与えない。
そしてそのまま時計が進み、試合終了のホイッスル。ホームで2-0と快勝しリーグ戦3連勝。
18日のセビージャ戦に向けて弾みをつける結果となった。
ユベントス 2-0 クレモネーゼ
▼得点者
ファジョーリ 55′ A : キエーザ
ブレーメル 79′
著者:J-JOURNAL 編集部 座間 遼祐
コメント
先ず、インテル以外のCL圏内を争うライバルが軒並み勝ち点を落とした中で勝ち点3を積み上げたことはとても大きい。
4位以内確保へ残り勝ち点2で安全圏、ミランとの直接対決前に次のエンポリ戦で決めておきたい。
出来れば、一部噂のある勝ち点減点9を適用されても4位以内になるくらいに差を開けてほしいが。
ポグバ、、、
何故なんだ、、、