Senego

「『プレーすべきではなかった』といわれているけど、私はスタジアムに駆けつけてくれた人たちのためにプレーするべきだったという考えに変わりはないよ」

「その選択を後悔したこともない」

――マッシミリアーノ・アッレグリのユベントスには、どのような印象を持たれていますか？

「隠すつもりはないが、私は彼のフットボールをほとんど見たことがないんだ」

「フライブルク戦は観たが、たった一試合では技術的な判断などできない」

――先日、FWドゥシャン・ヴラホヴィッチへ人種差別がおこなわれました。UEFAやFIFAの要職に在任中、どのようなことを考えていましたか？ また、これからどのような対策が好ましいと考えていますか？

「フットボール界は私が組織にいた頃から、人種差別をスタジアムから遠ざけようとしていたよ」

「だが、それは考えているよりもはるかに複雑な問題なんだ」

「たとえば、私がUEFAの会長だったときに良いアイデアがあれば、それを採用していただろうね」

「当時も、現在も良いアイデアは出てきていないのが現状だ」

「私は人種差別を根絶するためには学校教育に組み込む必要があるとつねに訴えていたよ」