ユベントス指揮官、EL準決勝進出に「良い結果。今季は狂っているが楽しくもある」
「運にも助けられたが、第1戦より良い試合をした」
現地時間21日にヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント・ラウンド8・セカンドレグ・スポルティングCP戦が行われ、アウェイに乗り込んだユベントスは1-1で引き分けた。
MFアドリアン・ラビオのゴールで先制した後にPKを沈められて追いつかれたものの、2試合合計スコアを2-1とし、ベスト4に駒を進めたビアンコネーリ。
この結果を受け、試合後に記者会見場に姿を現したマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、「良い結果。今季は狂っているが楽しくもある」と満足感を示した。
――ありえないようなことが次々と起こっているこのようなシーズンに準決勝に進出できて、今どのような気持ちですか?
「確かに今シーズンは狂ったようなシーズンではあるものの、その一方で、ある意味楽しくもあるシーズンだ」
「よって、これまでに我々がした良いことを集め、そしてこれからも良いことをし続けていかなければならない」
abola「ELの準決勝に辿りついたことは良い結果だが、それで満足してはならないし、これからはカンピオナートに専念する必要がある」
「なぜなら、“米印”が取れた新しい順位表で4位以内に留まらなくてはならないからだ。我々は、ここ4試合で一度しか勝てていない」
「そうはいっても、上位陣に近づくために直接対決で勝利を義務付けられるという精神状態の中で試合を行うことを強いられたのは事実だ」
「このせいで勝ち点を取りこぼしてしまったため、私はかなりムカついている」
「それから、まだコッパ・イタリアも残っているね」
「よって、我々は現在シーズンの難しい時期にいる。これまでも簡単ではなかったが、これからはさらにもっと難しくなるはずだ」
「とはいえ、現在我々はカンピオナートでは良い順位にいるし、ELとコッパ・イタリアの準決勝に進出している状態だよ」
――前半に先制に成功し、それからスポルティングCPが反撃するようになりましたが、そこであなたのチームには何が欠けていましたか?