【JJパジェッレ】コッパ・イタリア準決勝 1stレグ ユベントス対インテル
終盤にクアドラードのゴールで先制も終了間際に不運…両者痛み分けで2ndレグへ
現地時間4日にコッパ・イタリア準決勝の1stレグが行われ、ユベントスはホームのアリアンツ・スタジアムでインテルと対戦。
果敢に攻めるネラッズーリと、堅実に守るビアンコネーリの構図から非常に拮抗した試合展開となった。
試合開始早々にアンヘル・ディ・マリアのシュートでゴールに近づいたものの、前半のユベントスはインテルの幅と深さを使った攻撃を跳ね返しながらも、なかなか反撃に転じることが出来ない。
後半は選手交代で攻め手を変えながら、徐々に前線でのチャンスを増やしていき、迎えた83分、ついに均衡が破れる。
左サイドのアドリアン・ラビオが蹴ったボールが右サイドのフアン・クアドラードへ。
右のペナルティエリア内でフリーとなったこのコロンビアーノが右足を振り抜き、終盤にビアンコネーリが待望の先制点をあげる。
しかし試合終了間際、この日、集中した守備を見せていたDFブレーメルがボックス内でハンドの反則を犯してインテルにPKを献上。
そのPKをロメル・ルカクに冷静に沈められ、ユベントスは土壇場で同点に追い付かれた。
コッパ・イタリア準決勝は現地時間26日、サン・シーロでの2ndレグで雌雄を決することになる。
【試合結果】
ユベントス 1-1 インテル
【得点者】
83’ クアドラード
95’+5’ ルカク(PK)
ここからは、J-JOURNAL独自の視点によるパジェッレ(採点&寸評)を公開。ティフォージの皆さんは、この試合をどう見ましたか?
※平均点は【6】、満点は【10】。基本的には15分以上のプレーで採点
ユベントス 【6】
自陣でコンパクトな守備を形成しネラッズーリの攻撃に対応。インテルのアクションに合わせて上手く守備ブロックをスライドさせ中央のスペースを閉じた。アッレグリのチームらしい手堅さと、少ないチャンスをものにする「運」も持ち合わせていたが、試合終了間際の一つのエピソードで同点に。今後の展開を予想するのは難しい。
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