ヴラホヴィッチPK失敗もラビオがドッピエッタ! ユベントスがサンプとの打ち合い制す
流れを変えるラビオの一撃!
危機感が募るビアンコネーリ。ハーフタイムにDFレオナルド・ボヌッチとバレネチェアを下げ、WGファン・クアドラードとMFマヌエル・ロカテッリを送り込む。
焦りからかイージーなミスがおおく見られるユベントス。後半もサンプドリアペースで進んでいく。
しかしここで流れを変えたのはラビオだった。
細かいパス交換から敵陣へ侵入すると、MFニコロ・ファジョーリの縦パスを受けたフランス代表が左足で技ありシュート。
するとこれがゴールに吸い込まれ3-2。背番号「25」がドッピエッタを達成し、勝ち越しに成功する。
1点差で迎えた69分、クアドラードがエリア内で倒されPKを獲得する。
しかし追加点のチャンスだったが、FWドゥシャン・ヴラホヴィッチがこれをポストに当ててしまい失敗。リードを広げることができない。
73分、ここでアッレグリはミレッティに代えてMFマティアス・ソウレをピッチへ。
不調のヴラホヴィッチにボールを集めるユベントス。しかし報われない時間がつづく。
84分、ブレーメルに代えてDFダニエレ・ルガーニがピッチへ。
さらに88分にはSBマッティア・デ・シリオに代えてDFフェデリコ・ガッティがフィールドに立つ。
アディショナルタイムも攻めつづけるビアンコネーリ、コスティッチのクロスをヴラホヴィッチがヘディングで狙うが、これもクロスバーを叩いてしまう。
しかしこぼれたところをソウレが押し込みセリエA初ゴール。ダメ押しの4点目を決める。
そしてその後試合が終了。ユベントスがサンプドリアの反撃を振り切り、ホームで勝ち点「3」を獲得した。
ユベントス 4-2 サンプドリア
▼得点者
ブレーメル 11’ A : コスティッチ
ラビオ 26’ A : ミレッティ
アウジェッロ 31’
ジュリチッチ 32’ A : ザノーリ
ラビオ 64’ A : ファジョーリ
ソウレ 90’+4
著者:J-JOURNAL 編集部 座間 遼祐
コメント
ヴラホ点は決められなかったけど、スーレの初ゴールちゃんとお祝いしてるの良い人だよね。
PK失敗後のヴラホヴィッチは久しぶりにゴールに貪欲な姿勢が見れた。最近はミリクのようにゴール以外の部分での活躍を求められていたためかゴールへの意識が薄かったように思う。勿論様々な役割が出来るに越した事はないが、ヴラホヴィッチに最も求められているのはゴールなのは間違いない。
チームに必要なプレーを感じ取れる選手は、判断を委ねられたらその役割を苦手でもやろうとしますね。
自由を与えられるというのは中々に複雑。
そこで客観的な自分の得意とするプレーを、自分を殺す事なく続けられたら周りもそれに合わせるプレーを閃くでしょうかね。
今は少しエゴが必要な時かなと。
うまく行くと良いです。
チーム共々上手く行ってほしいですね。
プレーだけでなくインタビューからも理解出来るように謙虚に学ぶ姿勢は彼の大器を表していると思います。
今のチームで苦しむことは決して無駄ではない。
モラタもポストプレーが苦手な選手、ヴラホヴィッチもポストプレーが苦手な選手。そりゃそうだよ、両選手とも相手DFとの駆け引きで裏抜けするのが得意なストライカーなんだから。
Forza DUSAN!
一昔前の例えで言えばケチャップの瓶が完全に固まって詰まってしまい出てくる余地が無い状態
全然よくわかんない。
でもヴラホビッチみたいなユーベが好きな青年はこれからも頑張ってほしい!