【今節は無料! JJパジェッレ】セリエA第24節 ユベントス対トリノ
ディ・マリア(69分までプレー) 【6.5】
愛称である“フィデオ(スペイン語でパスタの意)”の言葉どおり、細身ながらも「くねくね」と緩急で相手を交わしていくスタイルが彼の特徴だが、この試合でも「らしさ」が光り、1-1と2-2のゴールにも絡んだ。実際のところ見た目以上にタフさがあり、狙いも明確で芯の強さを兼ね備えていることを考えると、ある意味パスタはパスタでも、最も美味しいとされる“アルデンテ”の状態かもしれない。
ヴラホヴィッチ(86分までプレー) 【6】
常に献身的で、中盤まで降りてきてのポストプレーはチームを前進させるきっかけとなっていた。また、しつこく相手にプレスを掛けた守備でも貢献。49分にはファジョーリとのワンツーから左足を振り抜き、クロスバーを直撃の惜しいシュートも放っている。
ポグバ(68分から出場) 【6】
アリアンツ・スタジアムに集まったティフォージから盛大な声援を受けながらピッチに登場。2481日ぶりに纏う白黒のユニフォーム、そして315日ぶりの“カーザ(ホームの意)”への帰還。まだコンディションは万全ではないが、要所で技術を披露し、シュートも狙った。ついに本当の「POGBACK」だ。
キエーザ(68分から出場) 【6.5】
ディ・マリアに代わってピッチに入ると、すぐに決定的なチャンスを作った。71分に右サイドから左足のクロスでブレーメルのゴールをアシスト。重要な勝ち越し弾をアシストするとともに、こう着状態を勢いのあるプレーで破った。
デ・シリオ(68分から出場) 【6】
クアドラードに代わって右WBのポジションへ。ほとんど目立つことはなかったが、それは安定した守備が出来ていた証拠。幅と深さを作る動きも良かった。
キーン(86分から出場) 【採点なし】
悔しさの残るヴラホヴィッチと交代。モイーズにもあまりチャンスは訪れなかった上に、自身でもチャンスは作れず。
ボヌッチ(90分から出場) 【採点なし】
後半ATにブレーメルと代わってCBに入り、最後までゴール前を閉じた。いよいよ“クローザー”としての地位を確立しつつある。新境地。
アッレグリ監督 【7】
ロカテッリの不在を「Next Gen」から引き上げたバレネチェアで埋めた選択はサプライズ。この21歳も期待に応えるようにポテンシャルを示した。また、ベストなタイミングで“3枚替え”を敢行し、2-2の状況を打破。逆転勝利で4連勝を達成している。