【JJパジェッレ】EL決勝トーナメント・プレーオフ 2ndレグ ナント対ユベントス
ディ・マリアの圧巻トリプレッタでナントを粉砕! EL16強へ
UEFAヨーロッパリーグ(EL)の決勝トーナメント・プレーオフ2ndレグが現地時間23日に行われ、ユベントスは敵地でナントと対戦。
トリノでの1stレグは1-1のドローで終えていたものの、雌雄を決する第2戦目ではビアンコネーリのFWアンヘル・ディ・マリアが大爆発。
ファンタジーア溢れるプレーでトリプレッタを達成し、カンピオーネ(勝者の意)の貫禄を見せつけ、3-0で勝利を手にした。
まず最初に試合が動いたのは早々の5分、敵陣中央でボールを受けたMFニコロ・ファジョーリが、右のスペースに走り込んだディ・マリアへパスを通す。
すると背番号「22」はダイレクトで左足を振り抜き、弧を描くシュートを左サイドネットに突き刺した。
さらに20分には、ラビオからパスを受けたディ・マリアが、ボックス内右でGKをかわし、ヒールキックでゴールを狙う。
それがナントのDFニコラ・パロワの腕に当たり、一発退場するとともにPKに。
ディ・マリアがそのPKをきっちり決めてリードを2点に広げた。
そして、数的優位となったユベントスは、相手に追い討ちをかけるように攻撃を展開。
78分にはゴール前で浮いたボールをディ・マリアが頭で押し込み3点目をゲットした。
そのままリードを守り切ったビアンコネーリがトータルスコア1-4で、次のラウンドへと駒を進めている。
【試合結果】
ナント 0-3 ユベントス
【得点者】
5’ ディ・マリア
20’ ディ・マリア(PK)
78’ ディ・マリア
ここからは、J-JOURNAL独自の視点によるパジェッレ(採点&寸評)を公開。ティフォージの皆さんは、この試合をどう見ましたか?
※平均点は【6】、満点は【10】。基本的には15分以上のプレーで採点
ユベントス 【7】
負ければELから姿を消すだけでなく、来季のCL出場権獲得のチャンスすら失う重要な一戦。黄色と緑に染まったスタンドで、一際輝いたのは、ナントの選手たちではなく白と黒のシャツに身を包んだアルゼンティーノだった。彼のイマジネーションが多くのティフォージを魅了し、スペクタクルなトリプレッタでチームを勝利に導いている。
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