試合巧者ユベントス、“宿敵”ヴィオラの猛攻をいなしウノゼロ勝利!公式戦3連勝
2023/02/13
Tuttosport
迎えた後半、ヴィオラはFWクリスティアン・クアメらを中心にビアンコネーリゴールに襲いかかる。
しかしユベントスも集中を切らさずこれを跳ね返す。
59分、ロカテッリのパスを起点に、コスティッチからヴラホヴィッチへスルーパスが送られる。
そしてこのセルビア代表FWがGKとの一対一を制してネットを揺らしたが、VARの介入によりオフサイドの判定。ゴールは取り消されてしまう。
追加点が欲しいユベントスは65分、ヴラホヴィッチに代えてFWモイーズ・キーンを投入する。
さらにフィオレンティーナペースになってきた76分、アッレグリはディ・マリアを下げてMFニコロ・ファジョーリをピッチへ。
試合巧者ぶりを発揮するビアンコネーリ、ヴィオラにボールを持たれるも、これを上手くいなしながら時計の針を進めていく。
82分にはキエーザに代えてMFレアンドロ・パレデスを投入。試合を締めにかかる。
しかし89分、ここでビアンコネーリがこの日一番のピンチを迎える。
自陣PA前でボールがファンブルすると、そこに走り込んだMFガエターノ・カストロヴィッリが豪快にミドルシュートを放つ。
するとこれがゴールネットに突き刺さり、同点に持ち込まれてしまう。
しかしVARの結果、オフサイドの判定が下りゴールが取り消し。九死に一生を得る。
肝を冷やしたユベントスだがこれで緊張感が高まると、集中した守りでヴィオラの攻撃をいなし、そのまま試合をクローズ。
宿敵相手にホームで1-0と勝利し、次戦のUEFAヨーロッパリーグ・ナント戦に向けて弾みとなる勝ち点「3」を手にした。
ユベントス 1-0 フィオレンティーナ
▼得点者
ラビオ 26’ A : ディ・マリア
著者:J-JOURNAL 編集部 座間 遼祐
コメント
よく勝ったな
ラビオの得点、ヴラホの幻のゴール、失点取消のシーン、いずれもイタリアっぽくない精密さでした(苦笑)。
失点取消シーンの相手オフサイドが「踵」って、すごいな。
つい最近まで、これを副審の肉眼で判断していたと思うと、隔世の感すらある。
アッレグリが何でもかんでもブーイングを浴びせる一部ファンに激怒したという記事が出ていましたが、コメントが至極真っ当でちょっと見直しました。
悪ければ批判される(誹謗中傷はダメ)。
良ければ評価され、褒められる。
当たり前のことをファンは再確認したいですね。