【JJパジェッレ】セリエA第20節 ユベントス対モンツァ
著者:J-JOURNAL 編集部 オキナウェーゼ・宮城
モンツァにホームでも敗戦…停滞感漂う前半の失点が致命傷に
セリエA第20節が現地時間29日に行われ、ユベントスはホームでモンツァと対戦。
今季のカンピオナート第1戦目で苦杯を喫した相手なだけにリベンジを果たしたいところだったが、前半に中盤をあっさりと攻略され、0-2でシーズン“ダブル”を許した。
試合は序盤からモンツァにペースを握られる。
10分にFWジャンルカ・カプラーリに許したゴールはVARの介入で取り消されたものの、18分には左サイドから逆への展開で失点。
パトリック・チューリアにDFラインの裏を取られ先制点を奪われた。
その後も流れを掴めないビアンコネーリは、39分にカウンターから2失点目。
右サイドでアンヘル・ディ・マリアのパスが相手に渡ると、そのまま中央突破を許し、最後はダニー・モタに押し込まれて0-2とされた。
後半ユベントスは、スタートからマヌエル・ロカテッリ、マディアス・ソウレ、サミュエル・イリングを投入。巻き返しを図る。
さらに58分にはアルカディウシュ・ミリク、65分にはドゥシャン・ヴラホヴィッチをピッチに送り込みゴールを狙った。
しかし何度か決定機は作ったが、モンツァのGKミケーレ・ディ・グレゴリオが最後まで立ち塞がりそのまま試合は終了。
勝ち点「-15」という制裁の影響を大きく受けながら、順位も13位と浮上のきっかけを掴めないでいる。
【試合結果】
ユベントス 0-2 モンツァ
【得点者】
18’ チューリア
39’ モタ
ここからは、J-JOURNAL独自の視点によるパジェッレ(採点&寸評)を公開。ティフォージの皆さんは、この試合をどう見ましたか?
※平均点は【6】、満点は【10】。基本的には15分以上のプレーで採点
ユベントス 【4.5】
前半は完全に沈黙。相手に主導権を握られただけでなく、ボールの展開力もなければ、相手を揺さぶる動きも少ない。攻撃のアイデアも「ディ・マリア頼み」となっていた。後半こそユベントスらしさは戻ってきたが、前半の2失点が重くのし掛かり敗戦。指揮官が「常に全員で戦う」と公言するモンツァ、手本にするべき、いいチームだ。
次ページ【出場選手・監督の採点&寸評】