Florida Good Friday

「僕にとって2022年は最悪な1年だった」

ナポリ戦の惨敗から、迎えたコッパ・イタリアベスト16でのモンツァ戦は、2-1の辛勝でビアンコネーリが競り勝った。

決勝点を決めたのはFWフェデリコ・キエーザだ。キレのあるドリブルからカットインし、華麗なシュートでネットを揺らすとスタンドはこの日、一番の盛り上がりをみせた。

イタリアメディア『Sport Mediaset』は試合後、キエーザにマイクを向け、その模様を多数メディアが伝えている。

――あなたは1年間ピッチを離れ、およそ1年後の今夜、ゴールを決めました。

今夜のゴールは、あなたにとって完全復活と位置づけても良いのではないでしょうか？

「2022年は僕にとって最悪な1年だったよ。だから今年は、トレーニングのことばかり考えているんだ」

「まず、コンディションを取り戻す必要があるからね。完全復活には、まだ時間がかかると感じているよ」

「今は少しでもプレーする時間を増やし、足に数分でも負荷をかけなければいけないと思っているんだ」

「1年ぶりに3日ごとに試合をする日々に戻っているから、今夜はあまり良くないプレーをしてしまったけど、良いプレーもできた」