コラム:故ヴィアリがユベントスに残していったアイデンティティ | JuventusJournal-ユベントスの“今”を伝える-
  • ◇TOP-PAGE
  • ▼記事一覧
  • ― 全記事
  • ― コラム
  • ― 特集
  • ― 試合レビュー
  • ▼JJ会員メニュー
  • ― JJ会員とは
  • ― ログイン・会員ページ
  • ◇試合日程・結果
  • ◇ランキング・スタッツ
  • ◇スタジアムへの行き方
  • ◇お問い合わせ

JuventusJournal-ユベントスの“今”を伝える-

  • TOP
  • 記事一覧
    • メイン
    • コラム
    • 特集
    • メルカート
    • 動画
    • 試合レビュー
    • 招集メンバー
    • UCL
    • U23・下部組織・Women
    • カルチョ全般
  • 試合日程
    • 2017-18
    • 2018-19
    • 2019-20
    • 2020-21
    • 2021-22
    • 2022-23
    • 2023-24
    • 2024-25
  • ランキング・スタッツ
    • 各国順位表
    • 次節 日程一覧
    • ゴールランキング
  • スタジアムへの行き方
    • はじめに
    • How To Go ?
  • JJ会員
    • JJ会員とは
    • ログイン
    • 会員ページ
    • 登録方法(図解)
  • お問い合わせ
  • 広告受付

コラム:故ヴィアリがユベントスに残していったアイデンティティ

2023/01/11
Il pallone racconta

著者:J-JOURNAL 編集部 山口 努

 令和の世でも「サッカー雑誌」は、毎年夏に欧州の新シーズンを展望する特集企画を組んでいる。

 筆者は学生時代、現在では休刊になっている『ワールドサッカーグラフィック』の熱烈な読者だった。

 記憶に濃い1994/95シーズン開幕を間近。

 筆者は、ジャンルカ・ヴィアリの言葉に胸を熱くさせられた。

 「見ていてくれ。俺たちがミランを止めてみせる」

 頭をスキンヘッドに剃り上げ、ベテランの域に入った元イタリア代表FWは力強く訴えていた。

 アメリカでのワールドカップが終わった1994年の夏の終わりだった、と筆者は記憶している。

 もし、現代のようなSNSがあれば「ワールドカップにイタリア代表にも選ばれなかった選手が…」と“袋叩き”にされていてもおかしくはないだろう。

 それでもユベントスの背番号「9」はメディアに向け、強気な姿勢を崩さず“スクデット奪還”をユベンティーニに誓ってみせた。

 あれから30年近く経過したため、ヴィアリの「コメント」は正確ではないかもしれない。

 だが、あれだけ強烈で覚悟のあるキャプテンシーをみせたジョカトーレは、現在でも筆者の記憶にはない。

image@UEFA.com

 当時のカルチョはミラン全盛の時代。1991/92〜1993/94シーズンまでスクデット3連覇を成し遂げ、その強さはイタリア国内だけのものではなかった。

 マルコ・ファン・バステン、ルート・フリット、フランク・ライカールトといった「オランダトリオ」が躍動した時代だ。

 また、1993/94シーズンはオランダトリオなしでUEFAチャンピオンズリーグ(CL)を制覇するなど絶頂期にあった。

 アメリカ・ワールドカップで神がかった活躍をみせた、ロベルト・バッジョ“ではない”ユベントスの選手が発したことを考えると、相当な覚悟を感じさせてくれる言葉だ。

 都市では分からないが筆者が育った町では、バッジョを知っていてもヴィアリを知る人はほとんどいなかった。

 1986年のメキシコ、1990年のイタリアでのワールドカップに出場していたとはいえ、コアなファンでなければ「ヴィアリ」の名を知らなかった印象が濃い。

 今から30年近く前の「欧州のフットボール事情」は、そういう時代だった。

 当時30歳のストライカーは並外れた得点力でユベントスを牽引し、ミシェル・プラティニがいたチーム以来となるスクデットを見事奪還してみせた。

 この偉大なジョカトーレは、ビアンコネーリ在籍中にコッパ・イタリアも制し、CLも奪還。

 そのすべてをやり遂げた1995/1996シーズン。その終わりとともにチームを去った。

image@La Stampa

 翌シーズン、当時は珍しかったプレミアリーグへ移籍し、ロマン・アブラモヴィッチ政権前の“古豪”チェルシーにFAカップのタイトルをもたらしている。

※このコンテンツの続きはJJ会員しか閲覧できません。JJ会員の方はこちらから→ ログイン. 会員登録はこちらから→ JJ会員について
1 2 3 4
Share Button
category: next, コラム

コメント

  • T より:
    2023年1月11日 16:42
    ※この記事の続きはJJ会員しか閲覧できません。
    0


     週間人気記事TOP5

    • 幕を下ろした今シーズン、ユベントスの背番号『10』は「欧州5大リーグで…」
    • 伊紙「エルカーンはユベントス再建に乗り出す、コモリを招聘しジュントリは危機に…」
    • ユベントスが来季のCL出場権を獲得! 最終節でヴェネツィアを下し4位でフィニッシュ
    • コンテを逃したユベントス、ガスペリーニ招へいの噂もあがるが 「具体的な関心は…」
    • 変革が求められるユベントス「コンテはナポリ残留、ジュントリとの物語は終焉に…」

     新着コメント

    コンテを逃したユベントス、ガスペリーニ招へいの噂もあがるが 「具体的な関心は…」
     その動いているフロント陣て誰なんだろうか? コモリもトニョッツィも正式発表はまだだし、ま... (05/31)
    コンテを逃したユベントス、ガスペリーニ招へいの噂もあがるが 「具体的な関心は…」
     マルコシルバの話しもあるけど、コモリ含めて人選大丈夫なんかな。 (05/31)
    コンテを逃したユベントス、ガスペリーニ招へいの噂もあがるが 「具体的な関心は…」
     昔ながらのイタリア人縛りと思う… (05/31)
    コンテを逃したユベントス、ガスペリーニ招へいの噂もあがるが 「具体的な関心は…」
     いつもの、マンチーニに、ピオリまで、名前出てきてるけど、 なぜトゥドールじゃダメなんだ、... (05/31)
    コンテを逃したユベントス、ガスペリーニ招へいの噂もあがるが 「具体的な関心は…」
     毎度思うけど、"俺らが声掛けたら勿論来てくれるよね"みたいな謎の余裕で動き出しが遅いの本当... (05/31)
      新着コメント一覧へ




    Share Button
Copyright © FINO ALLA FINE Inc. 2014-2025 All Rights Reserved.