ロティート会長「ユベントスはカルチョの功労者。誰もが彼らのことを悪くいうが…」
2022/12/06
Sportmediaset
「ユベントスとの取引で大金を稼いだクラブは多い」
ラツィオは2000年代初頭、極度の経営難に陥ったが、クラウディオ・ロティート氏が会長に就任するとまたたく間に経営を立て直してみせた。
このイタリア人実業家はこれまで派手な大型補強をおこなわず、地道な経営で今日の強豪クラブの立ち位置を維持してきた。
ビアンコネーリは現在、虚偽の会計処理をおこなったとしてトリノ検察とイタリア国家証券委員会(CONSOB)から容疑をかけられている。
ユベントスへの敵愾心(てきがいしん)を燃やす一面もあるロティート会長だが、今回の騒動には同情しているようだ。
イタリア紙『Corriere dello Sport』など主要各紙は5日、現ラツィオ会長のコメントを報じた。
――現在ユベントスの動向をどのように考えていますか?
「私は治安判事ではないから、今回の件についてノーコメントだ」
「だが、誰もが勝つと時流に乗り、何か問題があると逃げ出す」
「恩恵を受けてきた人々から、一目散に逃げるのは歴史の常だよ」