【JJパジェッレ】セリエA第15節 ユベントス対ラツィオ
著者:J-JOURNAL 編集部 オキナウェーゼ・宮城
キーンのドッピエッタでラツィオを粉砕! ユベントス、上位対決を制し3位に浮上
セリエAの第15節が現地時間13日に行われ、ユベントスはホームのアリアンツ・スタジアムでラツィオと対戦。
今季好調のFWモイーズ・キーンのドッピエッタを含む3ゴールが生まれ、ビアンコネーリが完勝で2022年最後の試合を締め括った。
前半は勢いのあるラツィオにペースを握られたユベントス。しかし、43分にカウンターで先制に成功する。
アドリアン・ラビオが相手のDFライン裏へ正確なボールを送ると、それに反応したキーンがすかさずループシュート。
GKの頭上を越えたボールは、ワンバウンドしてそのままゴールへと吸い込まれた。
リードして試合を折り返したビアンコネーリは54分、またしてもキーンが追加点を上げる。
フィリップ・コスティッチが放ったシュートをGKが弾き、こぼれ球をこのイタリア人FWが押し込み2-0とした。
そして終盤には、途中交代で入ったフェデリコ・キエーザのクロスボールを、ゴール前でフリーとなったアルカディウシュ・ミリクが合わせて3点目。
その後もビアンコネーリが堅守を維持し、無失点で勝利。6連勝を飾るとともに、順位表でもラツィオをかわして3位に浮上している。
【試合結果】
ユベントス 3-0 ラツィオ
【得点者】
43’ キーン
54’ キーン
89’ ミリク
ここからは、J-JOURNAL独自の視点によるパジェッレ(採点&寸評)を公開。ティフォージの皆さんは、この試合をどう見ましたか?
※平均点は【6】、満点は【10】。基本的には15分以上のプレーで採点
ユベントス 【7.5】
カタールW杯中断前の最後の試合。前半は“サッリ・ボール”のラツィオにゲームを支配されるも、終了間際にカウンターでひと刺し。キーンのゴールで先制すると、後半もカウンターから再び背番号「18」 が追加点をゲットし、試合を決定付けた。最終的にミリクのダメ押しゴールも決まり3-0と完勝。ティフォージが「Maurizio sarri, salta con noi(サッリよ、俺たちと飛べ)」と上機嫌で歌っていたのも(もはや野次)、うなずける。
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