【JJパジェッレ】CLグループステージ第5節 ベンフィカ対ユベントス
著者:J-JOURNAL 編集部 オキナウェーゼ・宮城
後半の追い上げも虚しくベンフィカに連敗…早々にCLから敗退へ
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第5節が現地時間25日に行われ、ユベントスは敵地でベンフィカと対戦。
スタジアムの熱気を一身に受けたホームチームの勢いに押され、序盤から苦しい展開を強いられた。
試合は17分にさっそく動く。ビアンコネーリは右サイドのマークの隙を突かれ、アントニオ・シウバにヘディングを許して先制ゴールを奪われてしまう。
しかし、21分にはユベントスも反撃。CKの流れからダニーロが頭でボールに触れると、ゴール前へ詰めていたドゥシャン・ヴラホヴィッチがそれに反応。
最後はキーンがゴールへと押し込み同点に持ち込んだ。
これで流れを掴みたいビアンコネーリだったが、直後の27分、自陣のペナルティエリア内でクアドラードが不用意なハンドを犯し、PKを献上。
それをジョアン・マリオにきっちりと決められ、再びリードを許してしまう。
さらに35分にはカウンターのピンチで左サイドを使われ、ラファ・シウバにゴール前でのヒールシュートを許し3失点目。
後半に入ってもベンフィカの勢いは衰えず、50分にもショートカウンターから再びR・シウバに中央を破られ1-4に。
それでもユベントスは、70分からピッチに入ったサイドアタッカー、サミュエル・イリング・ジュニオールが躍動。
左サイドを突破したイリングのクロスから、77分にアルカディウシュ・ミリク、79分にウェストン・マッケニーが立て続けにゴールを奪い、土壇場で1点差まで詰め寄る。
その後も途中出場のマティアス・ソウレやファビオ・ミレッティらがゴール前で違いを生み出したすも、次のゴールは遠く、3-4のまま試合は終了。
残念ながらグループステージの逆転突破は叶わなかった。
【試合結果】
ベンフィカ 4-3 ユベントス
【得点者】
17’ A・シウバ
21’ キーン
28’ J・マリオ(PK)
35’ R・シウバ
50’ R・シウバ
77’ ミリク
79’ マッケニー
ここからは、J-JOURNAL独自の視点によるパジェッレ(採点&寸評)を公開。ティフォージの皆さんは、この試合をどう見ましたか?
※平均点は【6】、満点は【10】。基本的には15分以上のプレーで採点
ユベントス 【5】
スタートからベンフィカの分厚い攻撃に押され、水の中でもがくような苦しい状況を強いられた。さらに守備でも安定感を欠き、失点を重ねて一時は3点差まで広げられている。後半は若手の勢いで巻き返しを図ったが、1点差に迫ったところでゲームセット。「反撃」によるポジティブな面でうやむやになっているが、根本的な問題は残されたままだ。
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