キエッリーニ「シーズン毎に強くなる」
守備ラインの要が新シーズンへ意気込み
日本時間5日深夜にロンドンで行われたトッテナムとの親善試合を終え、DFジョルジョ・キエッリーニ(32)が新シーズンに向けての意気込みをメディアに話した。
ロンドンでのシーズン開幕前最後のテストマッチは、トッテナムを相手に0−2という不甲斐ない結果となり、ティフォージに少なからず不安を与えた。しかし、キエッリーニはこの敗戦を重要視しながらも独自の思いを抱いていたようだ。
「我々が苦労するような、こんな試合を私は心待ちにしていた。だから、インテンシティとプレー強度を持って立ち向かってくる相手と対戦できて良かったよ。たぶん我々チームにとっては、ちょっとした平手打ちを食らった気分だ。オフ明けのたるんだ気持ちを目覚めさせるためにも必要な試合だったね。言い訳じゃないけど、目標は日曜日のイタリア・スーペルコッパだ。ラツィオ戦に向けて色々と準備していくよ」
また、記者からのレオナルド・ボヌッチが移籍したことによって不在を感じ始めているのでは、という質問に対しては、同意できないと意思を示した。
「アンドレア・ピルロやアルトゥーロ・ビダルが去ったとき、ピッチには大きな亀裂が走っているようにも見えたけど、我々はそれを乗り越えた。ポール・ポグバの移籍の際も同様にね。チーム作りには少しの時間が必要となる。新しい選手達が加入して、お互いを理解していかないといけないからね。昨季のように解決策を見出すよ」
最後に、昨季のような強いチームに仕上げるために、今後のユベントスについても語っている。
「さっきも言ったように、(新たに強いチームを作り上げるには)時間とトレーニングが必要だね。ただ、それは毎シーズンのこと。たとえジャンルイジ・ブッフォンが去った後だとしても、選手が入れ替わった後でも同じことさ。それでもチームはシーズン毎に強くなる。だから今季は、昨季以上に強いチームになると思っているよ。目標が何であるかを決めることに興味はない。ユーベにとっては難しいシーズンになるだろうけど、我々チームが、不可能を可能にするために挑戦し続けたいと思っていることも理解しているよ」
最終ラインの相棒が去った今、ユベントスの最終ラインを支える重要な柱となるキエッリーニ。ティフォージの不安を他所に、果たして周囲が納得するパフォーマンスを観せることが出来るだろうか。ユベントスの新シーズンは、日本時間8月14日3:45キックオフのスーペルコッパ・イタリアで幕を開ける。
コメント
只々、カッコイイな。
期待してます!