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「すでに心はトリノにある」

ビアンコネーリが獲得を狙うWGフィリップ・コスティッチ（29）の心は、すでにトリノにあるのかもしれない。

イギリスメディア『Sky Sport Germany』は5日、コスティッチがフランクフルトのファンへ別れの挨拶をしたことを伝えている。

同メディアはブンデスリーガの開幕戦フランクフルト対バイエルン・ミュンヘンを直前に「コスティッチは先発出場しなければならない」

「ドイツ王者との今シーズン開幕戦が、2018年からともに戦ったファンへの感謝になる」と伝えていた。

開幕戦は1-6の惨敗。コスティッチは先発出場するが、75分にピッチを去っている。

その後、ユニフォームを着たままファンの待つスタンドまで歩み寄り、握手を重ねた。

ファンとの別れ際、左胸にあるフランクフルトのエンブレムに手をあてる仕草をみせている。

『Sky Sport Germany』は、この様子に「コスティッチの心はドイツになく、すでにトリノにある」と報じた。

イタリア人ジャーナリスト『Romeo Agresti』など多数ジャーナリストも同日、「フランクフルトとユベントスの交渉はポジティブに進んでいる」と主張。

「来週にもトリノ入り」ともささやかれるコスティッチだが、これからどのような展開を迎えるのだろうか。