Rai news

昇格組のスュドチロールで武者修行

ユベントスは現地時間12日、U-23に所属するMFハンス・ニコルッシ・カヴィーリャが、セリエBのスュドチロールにレンタル移籍することを発表した。

同クラブは公式サイトで「ニコルッシ・カヴィーリャは新シーズンをセリエBでプレーする」

「元ユベントスU-23のランベルト・ザウリ監督が指揮官を務めることになる、スュドチロールへの2023年6月30日までのローンが正式に決定した」と伝えている。

ビアンコネーリの下部組織で技術を磨いてきたこの2000年生まれの逸材は、パルマにレンタル移籍中の2020/21シーズンに膝のけがで長期離脱を強いられた。

それでもユベントスU-23へと戻った昨シーズンには、膝の問題に悩まされながらも終盤に完全復活。

セリエC・プレーオフで持ち前のテクニックやパーソナリティを発揮し、チームの貴重な戦力として貢献している。

セリエBを主戦場とするスュドチロールで新たなスタートを切ることになった同選手にとって、長いリハビリ期間を経ての挑戦は大きな刺激となるだろう。

また、2019/20シーズンにセリエBのペルージャで27試合に出場した経験が、昇格チームの中で活かされるはずだ。

スュドチロールの公式サイトでは、「ビアンコロッサ（クラブの愛称）のユニフォームで、選手としてもチームとしても満足のいく未来が築けるよう祈っている」と、ニコルッシ・カヴィーリャへ期待を寄せている。

ユベントスの将来を担うこの“若き司令塔”の成長を、しっかりと見守りたい。

 

 

 

 

 

 

この投稿をInstagramで見る

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

FC Südtirol(@fcsuedtirol)がシェアした投稿