【JJパジェッレ】 セリエA第12節 ユベントス対フィオレンティーナ
著者:J-JOURNAL 編集部 ヤチマターノ・リョウスケ
クアドラードが劇的決勝弾! ヴィオラとの接戦を制す
ユベントスは現地時間6日、セリエA第12節でフィオレンティーナと対戦。
GKヴォイチェフ・シュチェスニーやDFジョルジョ・キエッリーニを欠いて臨んだ一戦だったが、1-0と勝利し、ホームで勝ち点「3」をものにしている。
インターナショナルマッチウィーク前の最後のゲームとなった同試合は、互いに睨み合いの時間がつづき、膠着した時間がつづく。
ビアンコネーリはFWパウロ・ディバラやFWアルバロ・モラタらを中心に敵陣攻略を図るが、なかなかシュートで終えることが出来ない。
対するヴィオラ(フィオレンティーナの愛称)もFWドゥシャン・ヴラホヴィッチを起点に攻勢に出るが、DFマタイス・デ・リフトらの守備ブロックを崩すことが出来ず、スコアレスのまま前半を折り返す。
後半もなかなか動きがない同試合だが、73分にDFニコラ・ミレンコヴィッチが退場処分を受けたことにより、潮目が変わり始める。
数的優位を活かしたいマッシミリアーノ・アッレグリ監督は79分、MFアドリアン・ラビオを下げ、WGファン・クアドラードをピッチへ。
すると後半アディショナルタイム、この背番号「11」が“ドラマ”を見せた。
クアドラードがドリブルでPA内に侵入し、右サイドの深い位置まで切り込むと、そこから右足を一閃。
ほとんど角度のない場所からのシュートだったが、これがゴールラインを超え、決勝ゴールを奪った。
その後はヴィオラも反撃に出ようとするが、危なげないプレーでユベントスがこれをシャットアウト。
そのまま逃げ切り、ホームでフィオレンティーナに1-0で勝利した。
【試合結果】
ユベントス 1-0 フィオレンティーナ
【得点者】
91’ クアドラード
ここからは、J-JOURNAL独自の視点によるパジェッレ(採点&寸評)を公開。ティフォージの皆さんは、この試合をどう見ましたか?
※平均点は【6】、満点は【10】。基本的には15分以上のプレーで採点
ユベントス 【7】
カンピオナートでは2連敗を喫したが、ゼニトに快勝したことで勢いづいたか。合宿効果でチームの連携がアップ。ゴールこそ後半アディショナルタイムまで奪えなかったが、普段は控えのルガーニやペッレグリーニがピッチに立っても大崩れしなかった。なによりもこの接戦をものに出来たことがチームの自信に繋がるはずだ。
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