イタリアの至宝バッジョ氏「ユベントスへの移籍は挑戦だった。でもヴィオラに…」
2021/09/10
SportMob
「ジャンニ・アニェッリに出会えたことを誇りに思う」
ロベルト・バッジョ氏はカルチョの歴史において色褪せることのない足跡を残し、現役引退を決めたジョカトーレだろう。
イタリアの雑誌『RevistaLibero』は9日、バッジョ氏にロングインタビューをおこなった。その模様を伊紙『TUTTO SPORT』など主要各紙が抜粋し、同日掲載している。
若かりし頃から「イタリアの至宝」として愛されたバッジョ氏だが、フィオレンティーナからビアンコネーリへの移籍は暴動にまで発展した。
――ビアンコネーリへの移籍の経緯をお聞かせください。
「ユベントスへの移籍は反対していなかったよ。でもヴィオラ(フィオレンティーナの愛称)に留まりたかったのは事実さ」
「ヴィオラに移籍してから最初の2年間は怪我に悩まされたからね。だから、私を『待っている』ティフォージたちがいたんだ」
「彼らとは強い絆で結ばれていたし、互いに恋に落ちた。そして、彼らには『移籍はしない』と約束していたんだよ」
「でも、フィオレンティーナは私の意見など聞きもせず、ユベントスと話をまとめてしまったんだ」