元ユベントス指揮官サッリ、教え子ルガーニの獲得を要望か
2021/07/14
Il Tempo
デミラルの処遇次第か
今シーズンよりビアンコネーリを率いるマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、かつてDFダニエレ・ルガーニ(26)を「ユベントスの未来」と称した。
しかし、このイタリア人DFをよく知るマウリツィオ・サッリ監督がビアンコネーリを率いても、出場機会が増えることはなかった。
イタリア紙『Il Tempo』など多数メディアは13日、今シーズンよりラツィオを率いるサッリ監督がルガーニの獲得に興味を示していることを報じた。
同紙などは「サッリはラツィオにDF陣の強化を求めており、ユベントスでほぼ構想外となっているルガーニを求めている」
「エンポリとユーベで指導を受けたイタリア人DFもサッリから誘いがあれば、好意的な反応を示すだろう」と主張。
ビアンコネーリは、出場機会を増やしたいDFメリフ・デミラル(23)の売却を進めており、その進捗状況によってはルガーニを「第4のDF」として残留がささやかれている。
しかし、DFラドゥ・ドラグシン(19)もトップチームに帯同しており、「第4のDF」のレースはこれから激化しそうだ。
欧州選手権とコパアメリカに出場しなかった選手たちは14日、コンティナッサに集合しトレーニング再開が予定されている。
アッレグリ監督は、放出候補とされている選手たちを一度集合させ「コンディションを見極めたい」とクラブの首脳陣に要望を出しているようだ。
ユベントスは2023年で契約満了を迎えるルガーニに対し、どのような判断を下すのか。
ビアンコネーリは、チームの背番号「24」に「決断」を迫る最後の夏になるのだろうか。
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