Tuttosport

ロカテッリが先制弾！

欧州選手権グループA第二節イタリア代表対スイス代表がスタディオ・オリンピコで開催され、3-0でイタリア代表が勝利を収めた。

ともに様子を伺う形で試合に入った両者だが、アッズーリ（イタリア代表の愛称）が徐々にボールポゼッションを高めていく。

すると10分、左SBのレオナルド・スピナッツォーラのドリブル突破からクロスを上げる。

フリーになっていたFWチーロ・インモービレが、ヘディングシュートを放つも枠を捉えることができない。

押し気味で試合を進めたアッズーリは19分、FWロレンツォ・インシーニェのCKにDFジョルジョ・キエッリーニが競り勝ち、ネットを揺らす。

しかし、ビデオ・アシスタント・レフェリー（VAR）により直前のプレーがハンドの判定。スコアは動かない。

直後の24分、そのキエッリーニが違和感を訴え、交代を申し出る。DFフランチェスコ・アチェルビが投入される。

カピターノを失い、不穏な空気が漂うと思われた26分、MFマヌエル・ロカテッリが打破してみせる。

こぼれ球をダイレクトで右サイドに張り出したFWドメニコ・ベラルディにおくると、サッスオーロのFWはPA内に侵入。

ワンタッチ多くドリブルし、中央におくると走り込んだロカテッリが押し込み、先制点を奪取する。

その後はインシーニェが起点となり、カウンターから多くのチャンスを作るも追加点には到らない。

決定的だったのは38分、スピナッツォーラがタイミングを外したシュートを放つが、ネットを揺らすことはできない。

押し気味に試合を進めたイタリア代表が、1点リードで前半を終える。