ユベントスなどESL残留組への処分は無し…スイス司法省、UEFAと反対の見解示す
2021/06/08
switzerland.in-24
スイス司法省もマドリードの商事裁判所と同じ判断を下す
欧州スーパーリーグ構想(ESL)を支持し続けているユベントス、レアル・マドリード、バルセロナに対し、厳しい処分を検討中だとみられている欧州サッカー連盟(UEFA)。
しかし、ここに来て、これら3クラブに対してその処分を下せない可能性が出てきたようだ。
イタリアメディア『Calcio e Finanza』など複数メディアは7日、スペインメディア『Cadena SER』の番組内で話したマリオ・トレホン氏のコメントを報じている。
ESL構想を支持し続けている3クラブとUEFA、及び国際サッカー連盟(FIFA)の睨めっこが、遂に終わりを迎えることになるかもしれない。
同氏によると、UEFAとFIFAは、それぞれの本部があるスイスの連邦司法省から、ESL構想を支持する3クラブに対していかなる報復的な処分を科すことはできないという公式的な見解を通達されたという。
つまり、同司法省は、これら3クラブに対して処分を下すことを禁止したスペイン・マドリードの商事裁判所の判決と同じ判断をしたようだ。
コメント
前にもコメしたけど、EU法は絶大ですね。
クラブと選手の関係をガラリと変えたボスマン判定。
そして今回は、連盟や協会とクラブの関係を大きく変えようとしているスーパーリーグ構想。
EUの理念を考えれば、連盟側に有利な事柄は少ないと思う。
EUの自由競争違反に対する制裁金は◯億ユーロ単位だから、連盟側は下手は打てないし。。。
UKは、EU離脱してるからプレミアのクラブは、危機察知能力は流石と感心する。
真っ先に逃げ出して罰則も受け入れたプレミア勢はみっともない
でもUEFAもFIFAも最大級の組織であることに変わりはないからなぁ。このまま裁判所司法省の判断を無視して「懲戒手続き」を強行するかもしれないと思うと不安。
来シーズン開始前までになるはやで収束していただかないと、補強放出策と来シーズンの戦力に影響が出る。
もはや、意図的に事態を長引かせて来シーズン以降の3クラブの、ヨーロッパ内における影響力を下げさせるために強行な姿勢を取り続けているのかとすら最近は思えてきている。さすがに違ってほしいが。
そらそうだ