ピルロ「ユベントスは若いチーム…完成させるための時間が必要だ」
「少しの間、全員でトレーニングをするための時間が要る」
現地時間17日、セリエA第4節がスタディオ・エツィオ・スチーダで開催され、ユベントスはアウェイでクロトーネと1-1で引き分けた。
ビハインドを負った状態から試合を振り出しに戻すことに成功したものの、前節に続き退場者を出してしまったビアンコネーリ。
試合後にアンドレア・ピルロは、「我々は若いチーム。完成させるための時間が必要だ」と自身の見解を述べた。
イタリア紙『TUTTO SPORT』ほか主要各紙が、試合後に『DAZN』のインタビューを受けたユベントス指揮官のコメントを伝えている。
――ユベントスが10人の状態で試合を終えるのは、これで2試合連続です。1人少ない状況にもかかわらず、開始時よりも良い形で試合を終えましたね。その理由を教えてください?
「残念ながら、最後におこなったこの2試合では、我々の軽率なプレーや主審の判定により10人にさせられてしまった」
「10人の状況になれば、それぞれが自己を犠牲にしてプレーしなければならない。我々は、みんなで一緒にトレーニングする必要のある若いチームなんだ。だけど、ここまでの数ヶ月間に、我々は全員が揃った状態でトレーニングをすることがほとんどできなかった」
「若い選手たちは経験を積まなければならないけれど、彼らは今日みたいに試合に出場して経験を積んでいるところだ」
「だから、このような機会に軽率なプレーをしてしまうこともあり得ることだ」
――今日のスタメンの中に1995年以降に生まれた選手たちが6人いました。今夜のユベントスは、あまりにも若すぎたのではありませんか? それがテクニック面や戦術面に大きな影響を及ぼしただけでなく、リーダー的存在をも失わせたのではないですか?
「我々はクオリティーの高い若いチームを作ったとは言え、まだチーム作りの最中だ」
「だから、完成するまでもう少し時間が要る。選手たちは今夜、それぞれがすべきことをした」
「でも、彼らには失敗する経験も必要なんだ」