毎シーズン「負傷離脱」に苦悩するユベントス、ピルロはフィジカルコーチも刷新へ
2020/08/12
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セリエA最優秀フィジカルコーチには4度選出
マッシミリアーノ・アッレグリ、マウリツィオ・サッリ政権下のビアンコネーリは「大一番」で主力が離脱するケースが多発していた。
来シーズンよりユベントスを指揮するアンドレア・ピルロは、まず、負傷離脱を極力避ける意志をクラブに伝えた可能性が高い。
イタリア紙『TUTTO SPORT』ほか主要各紙は11日、アントニオ・コンテ時代のフィジカルコーチをイタリア王者に呼び戻すことを伝えている。
各紙は「ピルロは現在サンプドリアのフィジカルコーチとして働くパオロ・ベルテッリを呼び戻すことをクラブに要望した」
「コンテが指揮したユベントスでの3年間とイタリア代表でも仕事を共にしたピルロは、ベルテッリの実力を肌で知っている」
「ベルテッリも古巣復帰に概ね了承しており、クラブ首脳陣は現在サンプドリアの説得にあたっている」と主張した。
コンテのビアンコネーリは、“走り倒す”フットボールをみせ、名門ユベントスを見事なまでに復活させる一方で負傷離脱者の少ないチームでもあったのは遠い過去の話ではない。
そして特筆すべきは、ベルテッリがセリエA最優秀フィジカルコーチに4度選出されていることだろう。
しかし、2014年夏にコンテが辞任するとこの敏腕コーチもクラブを去り、2016年から2019年までチェルシーで“盟友”を支えた。
マルチェロ・リッピからの信頼も熱く、イタリア代表のフィジカルコーチを務めた過去もある。
アッレグリ、サッリ時代では主力の負傷離脱に悩まされたユベントスだが、ピルロはまずその「欠点」を補う動きをみせている。
CASA D’ANGELO CON J-JOURNAL
【現地で使えるイタリア語】基本的な数字と応用編~サッカー現地観戦~Vol.2
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コメント
これはうれしいニュース。インテンシティの高いサッカーを続けるには、フィジカルコンディションが大切。
高値で買ってきた選手たちが、故障で活躍できず放出になったり、さらに選手を獲得しなければならない状態は悪循環以外の何物でもないし。
なにより、コンテ時代のユーべの強度がまた戻ってくると考えると、それだけでも期待が持てる。
気になるのは、ロナウドのコンディション管理かな。
本人の考えと、ベルテッリのやり方が合えばいいけど。
すげえなピルロ。細かいとこまで目を向けてる。ピルロが本気でユーベを変えようとしてるのが伝わるわ。その流れでフロントも整理してくれりゃいいのに